質問させてください。 今将来のことを考えて看護師資格に興味を持っています。 そこで、お礼奉公を実施していて看…

Question

質問させてください。

今将来のことを考えて看護師資格に興味を持っています。

そこで、お礼奉公を実施していて看護師資格の取れる病院を探しているのですが、そのような病院が一覧で見られるものはありますでしょうか？サイトでも書物でも構いません、情報をお持ちの方、ぜひ教えて頂けたらと思います。

Answer 1

貴方がおっしゃっているのは、多分看護学生に支給される奨学金のことだと思います。
まず、この制度を勘違いしていらっしゃる方もいるのでご説明しますが、お礼奉公と引き換えに病院が看護学校に通わせてくれる、つまり学生ご自腹で学校にかかる費用を支払う必要がないものではありません。

1.まず、この奨学金の申請を病院に申し込めるのは看護学生のみです。（入学許可証または在学証明書などが申請に必要です）募集期間は、4～5月あたりのところが多いと思いますが、定員に満たなければ通年受け付けている病院もあるかもしれません。
2.次に、奨学金の受給額は月々5万というのがよく見られますが、3万のところもありますし、10万近いものもあります。但し高額な奨学金は、どちらかというと学校の成績優秀者をの為の特待生制度と病院の奨学金をリンクさせている場合が殆どなので、望んで受けれるものではありません。
3.この奨学金は、給付（返済免除の義務を全て果たした時に免除になる）のものと、貸与（返済免職はなく、卒業後指定病院で働きながら返済する）のものがありますので、よく奨学金の規定を読んでから申し込む必要があります。
一般的には留年、退学、国家試験の不合格、指定病院で定められた期間働かない、など規定に反する行為をすることで、直ちに全額返済しなければならなくなりますので、借金であることの認識が必要です。

上のことから判るのは学費に不安が有る方が病院から奨学金の受給ができる確約を貰って安心して受験できる制度ではありません。
借金ですから、返済能力のある保証人を指定人数たてる必要がありますし、申請しても審査に通らない場合もあります。また入学許可がおりてからの申請ということは、入学金、入学準備にかかる費用、前期授業料などの支払いには奨学金は間に合いません
また、支給が決定したところで、半年後の後期授業料の支払いまでに30万振り込まれているかどうかといったところなので、高額な学費の学校でしたら学費と教科書代の支払いに全く足りません。
結局は受験時に、入学金と一年分の学費＋50万くらいの手持ちがなければ、学資ローンなどで不足分を補わなければなりませんし、次年度から病院奨学金を借りていても足りないようならその不足分は日本学生支援機構の奨学金などを併用しなければならないと思います。

最後に、奨学金が借りられる病院の一覧は多分ないと思います。（多過ぎて）
結局は、ある程度の規模の病院であればこのような奨学金をもっていると思われますので、気になる病院があればご自分で問い合わせて下さい。
その病院のHPに、看護学生の為の奨学金案内が載っているかもしれません。
結局は、この奨学金を申請することは就職先を探すのと同じことです。全く知らない病院にいきなり奨学金を申し込むことにもリスクがあるので、自宅近くの通い慣れた病院や学校の実習先になっている病院、または学校から奨学金の案内があった病院などに申請するのが安心できるかもしれませんね。

因みに、大抵の市民病院ならばそのような奨学金を持っているところが多いと思いますので、お住まいの地域の病院に問い合わせてみては如何でしょうか。
また全国規模の病院であれば徳州会病院も奨学金があります。

これらは、全日制の看護学校について書きました。

昼間定時制の准看護師の場合は、また少し違います。
半日学校、半日病院で看護助手などで働きながら学ぶことをサポートしてもらえる制度です。
奨学金の受給と給料を利用すれば、学費の支払いも楽かもしれません。