解決済み
“チャンオ”とか“チャンイ(長衣)”といって、両班の女性が外出する時にはおる服です。本当は頭からすっぽりかぶるのですが、ドラマではマントのように肩にかけている時もあります。ちゃんと袖もありますが、袖を通して着ることはありません。 朝鮮時代は男女の別が厳格で、女性は身内以外の男性にみだりに顔をさらすものではないという考えがあったため、これで顔を隠して外出したわけです。イスラムの女性と同じですね。 色は、ドラマのように緑色が一般的で、衿には白布があしらってあります。もともとは男性の衣装だったのが、なぜか途中から女性の顔隠し用になったようです。トゥルマギという男性用のマントがあるのですが、これと形はほぼ一緒です。 『朝鮮実録』という書物には、「衣服には男女、貴賎の区別があってしかるべきなのに、女性が男性の服を着て歩くのはけしからん! 国家的に禁じるべきだ」と上訴した文章も見られます。 もう一つ、顔を隠すための服に“スゲチマ”というのもありました。これは名前そのままにかぶる用(スダ)のチマ(スカート部分)で、チャンオのように袖はありません。
なるほど:4
ありがとう:3
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る