たとえばね、防衛庁関連でいうと、防衛医大があります。このことはよく知られていますが、10年ですとか国家にご奉公しないと、所定の学費返還です。勤務年数で償却はされますが。もう一つ、医官はそれでいいんですが、歯科医官は、養成大学を持っていませんから、防衛省はどうするかというと、国公立とか私立の歯科大生に「奨学金」を出しているんです。あくまでも貸与であって、医官として勤務するなら返還なし、に移行するんです。そりゃそうよ、原資は税金なんだから。 じゃ、奨学金を受けていればみんな防衛省に受かるの?というなら、これは奨学金に関係なく試験が行われるのですから、しかも倍率がとんでもないことになっていますんで、落ちれば返還義務が生じてくる、ということなんです。 昔、歯科が儲かっているころ、給料の安い公務員になんてなり手はいませんでした。それで飴を出したのでしょうね。 このような奨学金は、「人材不足」の業種に起こることが多いので(看護師さんとか)一定年数の勤務を拘束する手段として機能しているんだと思います。 でも、わざわざ能力不足の者を採用すれば一生の不覚ですから、優先採用なんてことはないと考えたほうがいいでしょう。歯科医官の例をとれば、採用内定後に新卒の国家試験の結果がでるんですから、採用した者が落ちてくれば、人事は真っ青ですわ。だから、奨学金は奨学金、採用は採用、ということになると思わねばならないと思います。民間企業の例はわたしは知りません。
>というのはよくありますよね。 「よく」というほどは、ない。
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