解決済み
中学教師、高校教師の方に休みというものはあるのでしょうか?? 高校卒業後尊敬している先生との呑みの席で、『金が全てではないけど、こんだけやっても少ししかもらえない。大金が欲しいわけじゃないけど、せめて働きに似合う分の給与は欲しい。政治家が羨ましい』と、こぼしておられて驚いたもので。
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その先生のお気持ちはよく解りますね、私は2年前に私立高校の教師を定年退職した者ですが、学校という職場は外から見るのと、内部とでは大違いで、拘束時間というか勤務時間が非常に長く、時間外手当も出ない、今風でいうところのブラック企業的なところがあります。 私の職場では規定の勤務時間は1時間の休みを含む8時~17時となっていましたが、ほとんどの教職員は7時前後には出勤し、その日の課業準備をしてますし、校長、副校長などは常時7時前には入ってます。 放課後は、部活動や補習授業指導で、夏季は日が長いため夕方の7時ごろまで続き、その後、生徒が全員下校したのを確認するために各先生は手分けして校舎内外を点検してから、今度は職員会議や担任会議、教科会議などが始まります。 これが終わるのが夜の9時ごろで、なにもなければ帰りますが、先生よっては学習指導記録や採点をしますので、早くて10時過ぎで、自宅に帰るのはいつも深夜となります。 私も定年退職するまで勤務時間の17時に帰れたことは一度もありませんでした。 土日もほとんど休めないのが現状で、部活動の練習試合や遠征試合に、各学校の先生たちが集まる研究会への出席などがあります。 夏休みもほぼ毎日出勤で、課外授業、特訓授業、教材研究、成績表やテスト問題の作成、部活動練習などがあり、休めるのはお盆休みの1週間だけです。 また、2学期以降は保護者との個別面談や生徒との進路相談で土日はすべてつぶれます。 そして、体育祭や文化祭では1カ月前から練習や準備、制作などで生徒も遅くまで残って作業をしますので教師も手伝いや指導で付き合いますから、自宅が遠い先生などは終電車に間に合わず、学校に泊まることになります。 学校という職場は年間を通して行事、催事が多くあり、入学試験、入学式、ガイダンス、オリエンテーション、社会科見学、修学旅行、卒業式などすべて事前準備で必要ですから、一般企業の土日、祝日休みなど夢のような話ですね、本当に休めるのは年間にお盆休みとお正月休みぐらいです。 しかし、教師はそれを自主的に自分の仕事として自覚してやってます。 子供が好きで、教えることが好きでないと、休みを考えては務まる仕事ではないですね。 私もそれで定年まで続けることができたのだと思います。
なるほど:1
私は高校で二十数年・中学校で4年勤めました。 なかなか本当の意味での休みはありません。 よく教師は夏休みがあってうらやましいなどといわれますが,毎日出勤しております。 私がまだ若かったころの日程を一応書きます。 教科:英語科 担任:3年 運動部顧問 進路指導課主任 ・ 5時起床 ・ 授業準備・小テストの採点 ・ 6時30分出校 ・ 1日の日程確認・資料作成 ・ 部活の朝練 ・ 職員朝会 ・ 朝補習(英語) ・ 8時30分ショートHR ・ 授業 英語リーディング・ライティング 週18コマ 加えて英語の補習あり 空き時間は採点や教材研究など 週案や指導計画の作成 ・ 帰りのSHR 生徒指導・質問の対応 ・ 授業後~19時30分まで部活指導 ・ 校務分掌の書類作成・教材研究・クラスの指導資料作成など はやくて午後9時 2学期以降は11時に帰宅 遅ければ日をまたくごともあり 土日は基本的に午前中は部活指導 時々大会や教科の研究会,教員の研修が入ることもあり。 当然,夏休みも出校。 以上が私の若かりし頃の一日です。 3年担任が多かったことや運動部顧問を長年務めたので多少は忙しいほうです。 当然,残業代はでません。 各種イベントや教育実習などが入ればさらに仕事が上乗せになります。 職業高校では生徒の就職先を探すために外回りをすることもあります。 また,生徒が緊急事態に陥れば問題を起こせば深夜や休日でもすぐにかけつけなければいけません。
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