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漫画「奮闘(きばれ)!びったれ」による司法書士ブームは来ると思いますか?

漫画「奮闘(きばれ)!びったれ」による司法書士ブームは来ると思いますか?「カバチ」シリーズで行政書士ブームを巻き起こした田島隆氏が原作、「カバチ」シリーズの画を描いていた東風孝広氏のアシスタントだった高橋昌大氏が作画で現在単行本2巻まで刊行中(らしい)の「奮闘(きばれ)!びったれ」(以下「びったれ」と表記)ですが、ネットの試し読みで1話だけ読んでみました。 主人公は、昼間はぱっとしない司法書士、夜間は凄腕の事件屋、という2面性のある男性です。偶然、困っている中年の男性と出会います。困っている人の悩みはこうです。昼間の正職の給料が安いので、夜はアルバイトをしている。夜の仕事のほうで正社員になりたいが、そのためには社長の機嫌を損ねてはならない。しかし、休みたい日に出社しろと言われて断ったところ、即時クビとなった。 主人公は、自分は司法書士で、一定限度までは弁護士の代わりができると説明した上で、未払の残業代を一括請求します。1日の労働時間が8時間を超える場合は、たとえ職場が別であったとしても超過料金を払わなければいけないという決まりに基づいてです。 社長は「お前らお上品な法律家先生に言われてハイそうですかと出すような人間ではない」と言って開き直りますが、主人公は事件屋の顔を見せ更に強い言葉で要求、無事依頼人にお金を回収させる…という話でした(1回しか読んでないので細かいところの相違があるかもしれません)。 私が読んで正直思ったのは、訴額140万円までの簡裁一審代理権という、司法書士としては「周辺業務」をわざわざ1話に持ってきたということは、やはり「司法書士って弁護士みたいなものなんだ!」という勘違いを誘発したいんだろうなということです。 そして「カバチ」シリーズとの違いは、「びったれ」では司法書士という資格そのもの「だけ」で事件を解決するのではなく、「事件屋」という「裏の顔」が事件解決の大きなカギになっているんだなということで、「資格そのものの威厳」は一歩後退している感じがするということです。 仮に「びったれ」を読んで「司法書士ってどんなもんかな」という興味がわいたとしても、資格に加えて場合によっては相手に恫喝スレスレの要求ができなければいけないし、逆に恫喝めいた反撃に耐えることもできなければいけない、自分は司法書士資格が仮に取れてもこんなことはできないな…と思う読者が多いんじゃないか、それが私の感想です。 さらに強く関心を持ち、司法書士資格について調べてみたら、下手をすると司法試験と並ぶくらいの難関資格、とても自分のテコには合わない、という結論に落ち着く人が多いのではないかと思います。 以上のことから、「びったれ」は「カバチ」シリーズが行政書士ブームを巻き起こしたほどには司法書士業界にインパクトは与えないだろう、というのが私の考えです。 「びったれ」は司法書士ブームを巻き起こすかどうか、皆様はどう考えますか? ついでに言いますと、田島隆氏は現在「カバチ」シリーズ、「極悪がんぼ」、「びったれ」の3つの漫画の原作を同時進行していることになりますが、言ってみれば自分の人生経験という1枚の写真を3原色別々にして、それぞれを別の作品として世に出しているような感じを覚えます。3原色がそれぞれそこそこ面白いというのは人間としてとても尊敬すべきことではあると思いますが、正直虚構の作者としては大したことないなと思います。 田島氏の作品を「役に立つから」と言って高評価し、その他ほとんどの漫画を「役に立たない」と言って貶す人を知っていますが、田島氏の作品が「役に立」ってしまう読者もどうなのかなと思います。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    司法書士業務は、そもそも登記がメインであって簡裁訴訟ではありません。 では、登記を絡めてドラマを作ろう、って言っても「登記」業務をドラマにしても面白い人なんていませんし、そもそも登記について理解できる人もいません。 じゃあ一般人にもわかりやすくて話にしやすいのって何?って言われると裁判なんですよね。 司法書士だけじゃなくて弁護士だって裁判だけで勝っても相手に払わせることは難しいんですよね。 それは司法書士も弁護士も変わらないし、法律家の限界ですね。 裏の顔を持つ弁護士であってもあなたはその意見を持たれましたか? そこが司法書士の世間の認知の低さですね。 法律家としての限界であって司法書士も弁護士も変わらないですよ、そこは。 兎にも角にも、司法書士の認知度を高める効果は期待できるのではないでしょうか。 司法書士と行政書士の勘違いをされるようになったのはカバチタレのせいですから、責任をとって司法書士の知名度も上げていただきたいところです。 ただでさえ難易度が低く専門性の無い行政書士と同列で思われることを恥ずかしく思ってる司法書士もおりますので、司法書士としては行政書士と明らかに違うことを世間に出していただきたいところでしょうね。 司法書士は確かに合格率2%の非常に難易度の高いものであって、簡単に受験へ踏み込めるような試験ではないですが、仮にドラマ化されて主役がイケメンの超人気俳優が選ばれれば、勘違いして受けちゃう人も出てくるでしょうね。 でもそういった方々では受からないので一時だけ、受験者数が増えて司法書士ブームが起きるのではないでしょうかね。 ちなみに、2巻の帯で実写化決定と大きく出ていました。 ドラマ化が決定されたようですね。配役が気になるところです。 「奮闘!びったれ」の試し読みはこちら http://www.akitashoten.co.jp/comics/4253251366

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