全商情報処理検定(ビジネス情報1級)所持の者です。 自分は、普通科高校に通っていたのですが、検定試験の勉強が大好きで、自分で勉強して取得しました。 ビジネス情報1級は、平成25年9月に改定されて、第48回の検定試験までは実技・筆記ともに70点以上取れれば合格となっていましたが、第49回からは実技が廃止となり、筆記のみとなりました。合格基準は70点以上です。また、旧課程になかった用語・関数なども出題されます。 ビジネス情報1級の問題構成は、【1】~【7】まであり、【1】・【2】・【3】は各5問×2点の計30点分が出題され、【4】・【5】は各5問×3点の計30点分が出題され、【6】・【7】は各5問×4点の計40点分が出題されます。 【1】~【3】までは旧課程にあった【1】~【3】までの用語問題・計算問題・RASISの5つ・ブレーンストーミングの4つ・KJ法の手順・データベースの3つの設計・KJ法の手順・フォールトトレラント・フェールソフト・フェールセーフ・フールプルーフなどが聞かれることもあります。 問題例を挙げるとすれば...。 1.KJ法の手順として正しいものはどれか? ア.情報収集→グループ化→カード化→文章化→図解化 イ.情報収集→カード化→グループ化→文章化→図解化 ウ.情報収集→カード化→グループ化→図解化→文章化 2.開発工程として正しいものはどれか? ア.プログラム設計→テスト→プログラミング イ.プログラム設計→プログラミング→テスト ウ.テスト→プログラム設計→プログラミング 3.「転ぶときは安全な方に転ぶように」というやり方は次のうちどれか? ア.フェールセーフ イ.フールプルーフ ウ.フェールソフト 解答:1.ウ・2.イ3.ア 【【1】~【3】の勉強法】 ここは用語問題が中心となりますので、とにかく覚えてください。 2級を取得済みということなので、どういう勉強をすればいいかはなんとなく想像がついていると解釈します。 全商の場合、決まった所が聞かれやすい傾向にあるため、そこを重点的に理解してください。 ビジネス情報1級の用語で言うと...。 キャッシュメモリ:主記憶装置と補助記憶装置が重要。 ディスクキャッシュ:主記憶装置とハードディスクが重要。 NAT:グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを相互変換。 NAS:直接接続が重要。 重要な文章を覚えればあとは全体像を把握してください。これの繰り返しです。2級を取得している質問者様からするとお茶の子さいさいだと推測します。 【1】~【3】で最低でも26点は取るようにしてください。でないと、1級合格はかなりきつくなります。また、計算問題は【3】の4と5で出題される傾向にあるため、時間に余裕があるときに勉強して攻略してください。なぜこのようなことを言いますと、計算問題にとらわれて肝心な用語を覚えてなくて、点数がほとんど取れないのを防ぐためです。26点取れれば上出来です。 【4】も【1】~【3】同様に用語が聞かれます。また、ヒストグラム・パレート図などの活用例・アローダイアグラム・ディシジョンテーブルの読み方が聞かれることもあります。 問題例を挙げると...。 1.アウトソーシングの説明として正しいものはどれか? ア.企業の一部または全部を他の企業に委託すること。 イ.金のなる木・問題児・花形・負け犬の4つがあり、事業分析を行うときに使用される。 ウ.企業同士の提携。 2.パレート図と一緒に用いられることの多い分析は何か? ア.ABC分析 イ.PPM分析 ウ.SWOT分析 3.CRMの説明として正しいものはどれか? ア.顧客同士の関係を長期的にすることにより、利益の確保につなげること。 イ.資源を統合的に配分し、経営の全体最適を目指すこと。 ウ.企業活動や業務の流れを分析し、最適化すること。 解答:1.ア・2.ア・3.ア 1.イ:PPM分析・ウ:アライアンス 3.イ:ERP(経営資源計画)・ウ:BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)リエンジニアリング=再設計という意味。 【【4】の勉強法】 用語の意味だけでなく、ヒストグラム・パレート図・管理図などの説明に、このグラフは何か?なども理解しておいてください。 アローダイアグラム・ディシジョンテーブルは出題されやすいので、こちらは用語の意味よりもやり方をマスターしておいてください。 ERP・CRM・BPRの3つも出題されやすい! 【4】は出題範囲が狭いため、満点を取りやすい分野でもあります。間違っても1問までが許容ミスです。できるだけ満点を取れるように理解に努めてください。 【5】はSQL(データベース)の問題です。 2級の【4】にあったSQLの応用版だと思っていただければ良いです。 【5】までは理解すれば比較的点数の取りやすい分野です。最低でも12点は取るようにしてください。 【【5】の勉強法】 UPDATE ○○表 SET・・・ INSERT INTO ○○表 VALUES・・・ DELETE FROM ○○表・・・ ・・・は省略のため、詳しくは問題集を参照のこと。 この3つは70%の確率で出題されやすいです。 第49回ではUPDATEの理解度・第50回ではINSERT INTO VALUESの穴埋め問題が出題されました。ということは、第51回ではDELETE FROMに関する問題が出題される確率が高いと推測します。 BETWEEN・ORDER BY・GROUP BY・LIKE・EXISTなど。このような文法は全て理解してください。【5】はこれらの文法を理解できているかが攻略の鍵となります。 また、2級の範囲でもあったSUM・MAX・COUNT・AVGなどもおさえておくように! 【6】・【7】は全範囲の関数を理解していないと厳しいのが現状です。特に、【7】は2・3級で出題される関数のひねくった問題が出題されやすいです。【6】が1級で出題される関数の大半を占めています。 【5】までで50点以上取れていると仮定しましょう。【6】・【7】合わせて5問以上は取れるようにしてください。本当に難しいです。これといった効果的な勉強法はありませんが、まずは問題集を活用して、1級の関数の意味とどのような時に使用されるかを把握してください。不安であれば、excelを使用して、実際にやってみるのも効果的です。 第51回ビジネス情報1級予想 【1】・【2】は用語問題なので、1級に出題されている用語の意味は全て覚えること! 【3】の1が第49回ではブレーンストーミング・第50回ではデータベースの3つの設計の流れが出題されましたので、次はKJ法の手順か開発工程かOSI参照モデルの表が出るのではないかと思います。OSI参照モデルなら、上位層と下位層が何に該当するか?覚え方はアプセトネデブです! 【4】はアローダイアグラム・ディシジョンテーブルのとき方を理解しておくこと!出題率が高いので!ERP・CRM・BPRの説明。ハウジングサービスとホスティングサービスの違い。グラフなどは理解しておくこと!管理図は上方・下方を超えると異常だと判断されることも理解しておくこと!範囲が狭いので攻略しやすいです! 【5】は問題集に出ている文法・解き方を理解しておくこと!ロールバック・ロールフォワードもここで理解すべし!DELETE FROMは高確率で出題の恐れが?! 【6】・【7】は予想がつきにくいですが、【6】は1級の関数を全て理解すること!【6】の5は2回連続でソルバーの問題が出題されているので、今後もこの傾向が続くか、マクロ機能に関する問題が出題されるか、A$4などの絶対参照が聞かれる可能性も高いです!関数の穴埋め問題も可能性としてあるので、関数がかけるように! 【7】は2問ほど関数の穴埋め問題が出題されています。なので、全範囲の関数を理解しておくこと!特に、IF関数やWEEKDAY・INT・CEILING・FLOOR・VLOOKUPなどの関数は問われやすいのではないかと思います。【7】の5は計算問題です。処理手順どおりやっていけば解ける問題となっているので、諦めずにやってください。これで4点を落とすのは非常に惜しいです。 以上で説明&予想を終了いたします。長文で読みづらくなっていると思いますが、参考にしていただければ幸いです。
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