品質管理って簡単に言うとどんな内容の仕事ですか？

Question

品質管理って簡単に言うとどんな内容の仕事ですか？

Answer 1

こんにちは！

下の方が冒頭の文書で述べられている通りですが、もう少し具体的に説明しますと製造業においての「品質」とはなにかと問われたときに、まずはしめに製品の「良品」「不良品」の判定が思いつくかと思います。

メーカーにおける工場の役割とは、第一にモノを製造することですが、モノを製造してもそこに「不良品」がある確率で紛れるようなことがあればそれはいい品質のものを作ってるとは言えませんね。品質管理とは、できあがりの製品を出荷前に検査することで、下の方が述べられているように製品を一定の品質のものに管理している仕事と言えます。

メーカーでは、「良品」「不良品」を定義づけるためかならず「品質規格」とよばれる文書を制定しています。この文書に照らし合わせて行われる検査が「品質管理」の基礎といってもいいでしょう。

仮の話ですが、とある木の棒を30cmにカットする作業があって、「品質規格」に29.0cm～30.0cmにカットできているものを「良品」とするなら、出来上がりの木の棒を検査するのは簡単な「品質管理」の仕事と言えます。ここで、30.1cmにカットされているものが発見されたら、「不良品」としてとらえることができて製品としての流出が防げるわけです。この検査はできあがりの製品すべてに行うか、製品のうちから一部ランダムに抜き取ったもので行うかは、生産数とコストの関係で決まってくるのでどちらが良いとは一概に言えません。

上記は最も基礎的な「品質管理」の例でしたが、実際の「品質管理」の仕事はもっと多岐にわたっています。「品質管理」を行うことで最終的に出荷する製品を『合格』と判定したり、日々得られる検査結果から「不良品」が増加の傾向に来ているなら、はどめの対策を講じるのも「品質管理」の役割です。

Answer 2

製品品質を、一定のものに安定・向上を図るための管理です。
品質検査は生産部門で行われ、非生産部門で総合的な品質管理が行われます。

QCと略することも多い。顧客の要求を満足させる品質をもった製品を作り出し，顧客に提供する機能をいう。品質管理という言葉が用いられるようになったのは第2次大戦中アメリカにおいてである。それ以前において工業製品の品質を管理するという仕事がなかったわけではない。大戦前においてもドイツのカメラ，スイスの時計などの品質は世界的に定評があったところであり，品質確保のためにいろいろな努力，くふうがなされていた。しかしこれらの製品の品質を支えていたのは経験豊富な専門家による設計，高度の技能を持つ熟練工による作業であった。
と、辞書に出ています。