解決済み
メーカーの子会社メーカーとある企業を調べていたのですが、製造販売の企業が、同じ種類の商品を製造販売している企業を子会社化していました。 先の親企業がその商品を作っていないならまだしも、同じ商品を作っているのに子会社化するのにはどういった理由が考察されますか?
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例えばトヨタ自動車と、ダイハツ工業や日野自動車のような関係を言っているのでしょうか。 あるいは、トヨタ自動車とトヨタ車体のような関係を言っているのでしょうか。 前者である場合同じ種類の製品ながらも、客層や価格帯が異なる製品群を別会社としている(=別の事業ディビジョンとして)のだと思います。開発、マーケティング、メンテナンス体制なども根本から違う場合もあるでしょう。 ※ちなみに、日野やダイハツは生まれながらのトヨタの子会社ではないです。もともとは別系列でしたがトヨタが株式を取得して子会社化してます。 後者の場合は、いわゆる「製造子会社」というものです。 同じ製品といっても、生産規模(最小ロット数)や販路の違いによって事業構造が異なる場合も多々あります。 親会社の大規模工場では安定稼動出来る売れ線の商品を連続生産し、販売数が少なく頻繁に品種替えをする製品は、小回りの聞く中規模工場を子会社化することで柔軟な生産体制を構築して対応する、というイメージです。この場合、製造子会社の製品の販路は親会社と共通です。製造子会社はもともと親会社の一部であった工場や事業部を分社化するという形で生まれることが多いですが、別会社を買収して製造子会社化する場合も多々あります。 上の例で言えば、ダイハツの車はダイハツ系ディーラーで販売されますが、トヨタ車体の作った車はネッツとかトヨペットとか、トヨタディーラーで販売されるという具合です。 労務管理的には、子会社化することでコストを抑える(要は従業員の給与体系を親子で区別する)といういことも目的となるでしょう。 製造子会社の場合で言うと「エリア限定で転勤が無い代わりに、給与体系は親会社より低いです。労働組合も別になります」みたいな感じで。 以上、ぱっと思いつくところを書きました。 参考になれば幸いです。
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