高校時代に部活動に入っていなかった人が消防士になるのって体力的にキツイですか？

Question

高校時代に部活動に入っていなかった人が消防士になるのって体力的にキツイですか？私は最近、救急救命士に興味を持ちました。
もし救命士になるならば、高校卒業後は大学の救命士学科の有る学校に行き、その後採用試験といった感じになります。

消防といえば体力ですが、運動は苦手な方です。中学生までは運動部に入っていましたが高校では部活はやっていませんでした。
採用試験で体力テストがあり、また消防学校でも沢山の訓練があるようですが厳しいのでしょうか？

Answer 1

消防職員です。

＞体力的に・・・
体力的にという問題は，採用後の配属にもよることになります。
あまり事前に言ってしまうと，新人さんが「僕は現場に向いてないので・・・」とか言い出しますから回答しにくいのですが，
消防職員全員が「体力」人間ではないのです。
適材適所が原則であり，まともな消防長ならば体力の劣るものを救助隊等にはしませんし，
救急業務に向かないものを救急隊にしません。
しかし，本部予防，総務等の事務方（と言えばわかりやすいでしょう）といえども，
毎日の残業が珍しくなく，体力と耐久性，精神力が求められます。
（これは消防に限らず社会人一般に求められますね）

＞部活はやっていなかった・・・
私は演劇部，放送部，茶道部等の文科系のクラブでした。

＞体力テスト
体力テストは，競技大会の予選選考会とは異なり，
必ずしも上位から合格するわけではありません。
まずは筆記試験で上位を合格させ，体力テストと面接でしょうから，
面接での印象と「込み」での判断となるでしょう。
体力，運動能力は平均以上であれば，問題ないでしょう。

＞消防学校
合格してから心配してください。
ちなみに私の所属は，全国でも「酷い」（厳しいのではない）といわれる，
しごき消防学校でしたが，竹で叩かれて縫ったとか，
竹で突かれて臀部裂傷，病気でも訓練して３ヶ月入院・・・
など話題が多いところでしたが，
最近は聞かないので，普通の学校になったのでしょう（笑）
いづれにしても，人様を助ける仕事が楽なわけではなく，
厳しいことを言うようですが，
「不安」ならやめることです。
所属での訓練，まして災害現場は消防学校の比ではありませんから。

脅かして申し訳ありません。
それでもみんな頑張って働いていますから大丈夫ですよ。
忘れてはならないのは，住民に対して仕事をするということです。
消防職員になったら，出世や自分がやりたい仕事に拘らず，
住民と接しながら「仕事」をするということを忘れないでください。