医師免許は厳密いうと、薬剤師免許包括ではありません。 極端な話、お医者さんが調剤薬局で勤務し処方箋を受け付け調剤することが禁じられています。 ただし、例外的に自分で発行した処方箋に関して、要件を満たせばお医者さんは薬を調剤することが可能です。 さて、6年ですかという質問ですが、大学教育が何故6年間かという質問と勝手ながら受け取りお答えさせていただきます。 ぶっちゃけていうと、受ける講義の内容が全然違うからです。 共通している内容ももちろんありますが、 薬学部では、薬理学や治療学の他、製剤学や動態学等も詳しく講義を受け、 調剤薬局や病院以外に、製薬メーカーでの医薬品の研究開発等に携われるような人材育成、つまり薬のスペシャリストを育成するための講義を受けています。 とはいっても、薬剤師資格取得後は多くの方が調剤薬局や病院に進まれるので、 あまりこの知識を使う機会が少ないのが事実ですが・・・。 一方医学部では、薬理学等も習いますが、そういった薬物系の講義より、 臨床での役立つ講義を主に行っている印象です。 もちろん医師免許を取得し、研究職につかれる方もいますが、 やはり、人体に直接触れ診断を下す役目を担っていますので、そういった講義を受け、臨床のスペシャリストを育成するのが目的の学部かと思います。 そもそもやることが違うので、ともに卒業まで6年を要すると考えてもらったらいいと思います。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る