ゲーム開発において、blenderのようなものでCGを作成する作業と、プログラムを書く作業はまったく別の人がやっていると…

Question

ゲーム開発において、blenderのようなものでCGを作成する作業と、プログラムを書く作業はまったく別の人がやっていると聞きました。自分は勝手に、ゲーム開発はただのソフトウェア開発とは違って、CGもプログラムもマルチに活躍できるような人がやる仕事だと思い込んでいたのですが、そのような人はいないのでしょうか？
確かにCGの勉強してプログラムの勉強もして、そのうえどちらも自分で作るとなると膨大な時間が必要になるのは自分が身をもって体験しています。

それと、もしCGもプログラムもできる人がいたとしたら、ゲーム開発が捗ったり、その人自身は開発において何か有利なことがあるのでしょうか？

Answer 1

その人の個人的な努力でなんでもできるという人はいるだろうけど、仕事としては絵の作業部分とプログラムの作業部分は分離されている。

プログラムの作業と絵の作業の比率は１：１では無い。例えばステージを表示する仕様があったとして、ステージを表示するプログラムは一つだが、ステージが５０個あったら、プログラマー：１人 ＣＧデザイナー：５０人（実際には複数受け持つから人数はもっと減るが）、とかになるでしょ？一人でプログラムをしてＣＧも描いてだと、この大量に絵をつくる作業で作業がストップする。なので普通は両方やる人はいない。よほど零細な所であればなにからなにまで一人でやらないといけないという所はあるかもしれないが…。

ＣＧとプログラムの両方の知識がある事は良い事。たとえば「①：○○な絵を描きたい」という事があって、「②：ＣＧエディッター上○○の操作して○○の設定する」をしたとして、それを「⑤：プログラムで表示する」をした場合、②と⑤の間には「③：バイナリーファイルに出力する」と「④：コンバートする」という作業が間に入る。この時、②の行為をすると③にどういう数値で格納されるのかを知っていないと④の作業ができない。なので両方の知識があれば、ＣＧデザイナーが「こういうか描き方をしたはずなのに実機では表現されない」と問題がでた時に、プログラマーが原因究明する時に両方の知識はすごく役に立つ。

エディッタ上でＣＧデザイナーがやろうとした行為がどういう事かプログラマーが知らないと対処のしようがないから。通常はこの間のやり取りを受け持つのがゲームプランナー。なのでゲームプランナーは特に両方の知識があったほうが良い。