ガス溶接とアーク溶接はどちらがよく使われますか？

Question

ガス溶接とアーク溶接はどちらがよく使われますか？

Answer 1

現在ではアーク溶接が一般的です。
ガス溶接はアークでは出来ない特殊な場合に使われます。
極薄物のロウ付け、空調銅配管のロウ付けなど、あくまでもロウ付け程度です。

他の回答者さんで溶断と溶接を勘違いしてらっしゃる方が居ますが、溶断と溶接はトーチも違えばやり方も違いますよ。
造船などのとても厚い板を溶接する場合でもアークで多層盛ですよ。
いまどきガスで溶接はしていません。

Answer 2

> よく使われ
“よく”の解釈によって答えは違うでしょうが、
一般的にはアーク溶接の方が、種類も分野も広いでしょう。

しかし、鋼材の切断＝溶断では、ガス溶接の独壇場ですし、
厚板の溶接なら、断然、ガスでしょう。
また、屋外の工事現場で電気配線が設置できない場合は、ガスの一択です。

ですので、ガス溶接の範囲もなかなか広いものがあります。

溶接の資格を取りたいなら、両方を取りましょう。
先ずは、ガス溶接技能講習と、アーク溶接等特別教育です。

Answer 3

総合ビル管理会社の社員です。ガス溶接技能講習、アーク溶接特別安全衛生教育の有資格者です。

アーク溶接は、安価な家庭用溶接機も普及しており、総じてひろく利用されています。安価な溶接機では事足りませんが、鉄骨の溶接や、ボイラーの溶接などは、アーク溶接で行なわなければなりません。

対して、ガス溶接には、燃料ボンベが必要です。溶接作業ができるのは、鉄工所などのボンベが設置されている場所か、ボンベを積載したトラックが移動できる場所に限られます。しかし、ガス溶接には“切断”ができるという強みがありますので、こちらも根強い人気です。