解決済み
この春に、自衛官候補生として海上自衛隊に入隊する22歳の者です。 ちょっと、馬鹿な夢かも知れませんが、航空士を希望します。 自衛官候補生から航空士になるのは、かなり難しいと聞きました。 航空士は教育隊で、将来航空士要員である、航空整備員に任命されるのですか? それとも、航空整備員になってから、自衛官候補生や曹候補生の募集区分関係なく、航空士適正がある者を選抜するのですか? どっち何でしょうか?
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定年退職した元海自の航空士です。教育隊及び部隊で分隊長を経験しての回答をいたします。 先に断わっておきますが、最近は艦艇の大型化、潜水艦の増勢に伴い航空士はおろか、航空整備要員自体が狭き門となっていますので悪しからず。 航空機搭乗員になるには、まず教育隊入隊後、心理適性、作業適正、素養等の各種適性検査が実施され、貴方に航空士としての素養及び適性があるかどうかが判定されます。ですから曹候補生、自衛官候補生は関係ありません。この検査は潜水艦要員適正も兼ねていますので、航空士に素養があるということは潜水艦にも素養があることになります。そして本人の希望と適性を勘案しつつどちらかに振り分けられることとなります。あなたに適性があり、もし潜水艦により高い適性があった場合潜水艦要員に区分されます。これについては分隊長面接がありますので、どうしても航空職域に行きたければそれを分隊長に訴えてください。運が良ければ航空整備要員として区分されるかもしれません。 最近の傾向として、部隊配属後搭乗員の過酷な勤務状況を見て搭乗員になりたくないと言う隊員が増えていますので、周囲に惑わされず貴方に情熱が残っていれば、そのことを分隊長に懇願することで術科学校の航空士課程の道を敷いてくれると思いますよ。(私はそうしました。あくまでも航空士適性ありの場合) 以上のことから、貴方の質問に対する答えはどちらも有りということになります。 適性検査は入隊後の厳しい訓練の中で実施されますので、投げやりにならず真剣に受けてください。適性検査の結果次第で自衛隊での将来が決まります。 何れにせよ、「職業選択の自由」は憲法で保障されていますが、職業を選んだ以上「職種選択の自由」は無いことを肝に銘じてください。貴方のご健闘を祈ります。
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海自の元FEです。 現在の制度とは違い多少変更点はありますが、教育隊に入隊後最初頃に適正検査を朝から晩まで行う期間が一週間くらいあります。 その後体力検定や身体測定など色々あった上で、航空要員や艦艇要因、航空管制等、色々な職種に振り分けを行っていました。 最後に本人の希望の上で振り分けます。 上記の方の説明でありましたが、航空要員は潜水艦要員とカブる部分が多いらしいです。あと、航空士はスグになれません。 基本マーク取得の上で、機上整備という形になりますのでそれなりの覚悟の上で希望して下さい。 ちなみに、自分は航空発動機整備からFEになりましたが、パイロットの方は航空学生から来るので年下が殆どだったので、3術校では苦労した思い出があります。 あと、フルマラソンもしょっちゅうやります(笑)航空士は走りまくるので走る覚悟はして下さい
舞鶴教育隊出身です。今は少し制度が変わってるらしいので分かりませんが、当時同じ分隊から航空士が一人出ました。 しかしその年の航空士は彼一人、一般曹含め300人中1人でしたが海士課程から出ましたのでその幸運があなたにあれば可能です。
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