今、臨床検査技師の現状はどうなのでしょうか？ 臨床検査技師のある大学への進学を考えていましたが、友達と意見交換したところ…

Question

今、臨床検査技師の現状はどうなのでしょうか？
臨床検査技師のある大学への進学を考えていましたが、友達と意見交換したところ、
臨床検査技師への周りの対応や就職状況などが悪いことなどを言われて、
私は将来たとえ結婚したとしても仕事を続けていきたいと思っていたので検査技師を目指すかどうか、迷っています。
放射線技師の方が就職などもしやすいのでしょうか？
薬剤師や看護師なども考えています。

あまり検査技師の情報が得にくいので、教えて頂きたいです。

Answer 1

新米の臨床検査技師です

たしかに情報が少なくあったとしても否定的なことばかり書かれているのが臨床検査技師ですね。

私は脱サラしてこの職に就いたので一つの例として参考になれば幸いです。

まず就職状況ですが。はっきり言っていいです。世間で言われる一般職に比べたら格段にいいです。
当然、就職試験があって落ちる人はいます。優秀な人がほしいのは企業も病院も同じです。
忘れがちですが医師や看護師だって就職試験を受けて合格した人が採用されています。それはどこの世界も同じことです。大きな病院、大学病院や総合病院は人気もあり倍率は高くなります。そういうとこにいきたいのであれば勉強頑張ってください。

他には、検査技師として安定を望むのなら国立大学に行ってください。
私も卒業が３０才をこえましたが、普通に総合病院に採用されました。
専門学校を馬鹿にするつもりはありませんが、専門生と４大生はおおきな隔たりが出ていることは覚えておいたほうがいいと思います。

いま大学は大きな転換期にあります。検査の重要性が飛躍的に増すにつれてやることの幅は本当に広いです。
帝大クラスになると６年通うように入学時いわれます。検査で上に登ろうと思うなら修士、博士は当然持っていなくてはならないものという認識が広まっているのが現状ですよ。
今急速に変化しているのが検査の現場であるとおもっていたほうがよいです。
将来的に大学６年生、専門短大廃止になるとも言われてる分野です。

入学するのは大変ですし、昔とは違い検査ミスで当然責任を取らされることもあります。一生勉強しなくてはならないので大変だとは思いますが将来的に明るい兆しが見られるのも事実なので頑張っていただきたいですね。

Answer 2

臨床検査技師です。

周囲のことを考えすぎです。就職でも仕事を続けていくのもあなた自身のことですから、人に尋ねることではありません。自分の能力や意欲がどの程度あるのかが問題で全体の状況があなた自身に直結するわけではありません。臨床検査技師・診療放射線技師・薬剤師・看護師と書いていますが、医療職とはいっても全く違う職種ですし、あなた自身が一番興味があり、自分に合っているやりたい仕事を選ぶべきです。臨床検査技師の就職は就職先を選り好みしなければあります。ただ、自分の希望と就職先が合致していないと就職難ということになるだけです。一番楽に仕事を続けられるのは健診センターだと思います。企業など集団健診を請け負う仕事ですから、土曜日曜は休日ですし、お盆やお正月もお休み、当直勤務もありません。友人が勤務していますが楽にしています。ただ収入面では恵まれないと思います。厳しいのは救命救急に力を入れているような総合病院で、早出残業があっても手当てが付かなかったり、当直やオンコールが月に数回はありますし、スキルアップのために院内の勉強会や技師会の講習会に出なければなりませんし学会への出席もあります。当直やオンコールは手当が付きますが、講習会などは手当ては付かないし費用も自腹です。ただ、そのような病院では院内の保育所などもありますし子供が出来ても継続して働くことが出来ます。技師を一人前に育てるには何年もかかりますし、新人は即戦力になるわけではないのでベテランの仕事が出来る技師は大事されます。

要はあなたの能力とやる気次第で、就職先も全国の病院から探せば良いことです。私が勤務する病院でも技師の半数以上が地元以外の人でアパート住まいで頑張っています。自らの能力を上げて転職していく人も多く、技師の平均年齢は30歳を少し出るくらいだと思います。具体的には技師が30人いますが40歳以上の技師は数人しかいません。それほど就職先は大事で勤務する病院によって能力に格段の差がついてしまいます。

それから看護師の離職率は他の仕事よりも著しく高く、看護師に復帰しない人も数多くいます。看護師の養成校が数多くあるのにいつも看護師不足なのはそれだけ看護師の仕事が厳しいと言う事ですよ。

臨床検査技師の仕事の本音
http://honne.biz/job/s1090/

Answer 3

臨床検査技師として病院に勤めても、結婚して子どもが出来て、
「もう、ちょっと当直はしたくないな」と考えたとします。
当直というのは夜勤と違い、24時間以上を病院に拘束されます。
昼間普通に仕事して、そのまま病院に泊まり込む形で、翌日も仕事。
仕事を続ける意思はあっても、これが結構大きなハードルになります。

君は結婚したから当直は免除しよう、なんてことはまずありません。
そんなこと認めたら、未婚者や男性に負担が回るだけ。
それならいっそ辞めてくれ、新人を雇った方が良い、となります。

それでも、放射線技師に較べれば、離職率はかなり低いようです。
(それにはまた別の理由もあるのですが)

ならば、自分の生活スタイルに合ったところに転職するのが一番です
が、そうそうそんな働き口が見つかるわけありません。
それか、最初から将来を見越して、当直のない検査センターなどの
就職先を狙うかです。就職難と言われても、一番就職しやすいのは、
新卒者なのです。転職とか復職になると本当に厳しい状況。

結婚後も仕事を続けたいというなら、やっぱ看護師が圧倒的に有利です。
とにかく求人があふれています。自分に合ったところに転職し放題。

ついで、薬剤師ですかね。調剤薬局などの求人が多いようですし。