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航空機、ミサイルの燃料開発の将来性 現在私は化学科に在籍しており将来は防衛関係の仕事をしたいと思っており、とくに航空機…

航空機、ミサイルの燃料開発の将来性 現在私は化学科に在籍しており将来は防衛関係の仕事をしたいと思っており、とくに航空機、ミサイルに興味があるのでその燃料の開発に携われたらと思っています そこで航空機、ミサイルそれぞれの燃料開発の将来性とどういった企業、機関で研究できるか教えて頂きたいです また化学が役に立つ防衛の分野も教えて頂きたいです 現在1年生なので有機無機等は関係ありません

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    航空機燃料はご存知だと思いますが石油を精製して作っています。 勿論最近は沸点で分けて蒸留するだけでなく、改質操作を入れて燃費の向上等を図っています。 正直大分確立された技術ですが大量に扱っているので少しの改善で効果が大きいので未だに研究が進められています。 この分野は化学工学だとか触媒だとかの話になると思います。 ミサイルの燃料は固形燃料と液体燃料があります。固形燃料は普通は高エネルギーコンポジット推進剤等を使っていますがミサイル用途では低視認性も重要となるので無煙の推進薬なども研究されています。 有機も無機も使いますが燃焼工学の様な化学工学的な分野も重要となります。化学工学の研究室にはこの手の研究室がある場合があります。 液体燃料ロケットは酸化剤と燃料を混ぜて燃やすロケットですので一見化学の出番のように見えますが、既に燃料については研究が進んでおり、今となっては化学の出る幕は少なく、基本はエンジンの性能でロケットの性能が決まるようになってしまいます。 この世界では機械工学の者がエンジン関係を選考していく上で燃焼工学に手を出して居ますので、化学系から太刀打ちするのは難しいように思います。 企業としては、 燃料の開発でしたら新日石の様な石油メーカーか三菱化学の様な化学メーカーです。 防衛省に化学系ではいるとほぼ確実に化学兵器研究(勿論防護側)になります。規模も小さいですので1年生から志すのはあまりお勧めできません。 日本の防衛省も米国の陸海空軍も様々な研究機関・企業と共同研究を進めています。どこへ行けば良いと言う事は無く、どこへ行けばダメと言うこともないです。 意外に役に立つのが材料工学などの分野です。最近話題の窒化物半導体などは高出力のレーダーに使えます(艦載のFCS-3も一部でGaNを使用)し、炭素繊維強化プラスチックなどは航空機材料やミサイルの弾体などにも引く手あまたです。F-2にも使われましたが、最新のえのしま型掃海艇もFRP製です。超電導材料も新型の対潜水艦磁気探知機や指向性エネルギー兵器の逐電装置の要として期待されています。 そんな先端材料でなくても高張力鋼は今でも進化し続け、最先端の物を潜水艦用に使用します。 先端の研究を進めていれば自ずと防衛方面への応用も見えてくるはずです。燃料をやりたいならそれに向かって進めばいいですし、まだ1年ならよく調べてみることです。

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