解決済み
手話に興味をお持ちなり、身につけたい。そのお気持ちに、ろう者仲間を代表して、感謝申し上げます。 けれど、ハッキリ言って、【独学】は無理です。 さらに、狙われている資格とは、手話検定か手話通訳士か、無茶な望みです。 本や手話辞典で手話単語を知り、覚えたつもりにはなれます。そして、日本語文のとおりに単語を並べて表現し、手話ができるようになった、とも思えます。 しかし、それは、自己満足です。そのままを、ろう者に対して表現してみたら、ろう者は首をかしげるだけで、まったく通じません。 手話の学習は、生のろう者との触れ合いから始めるのが、理想です。 私も、教えている立場から、厳しいことを申し上げると、本などの独学から入った人は理屈ぽいが、〔自然な会話〕がいつまで経ってもできないでいます。 手話単語を順番に並べたから、我々ろう者に通じるほど、手話表現は甘くはありません。 顔の表現、リズム、スピード、間、空間位置、音韻変化。これらは、手話表現において、頭の中で考えて付け加えるものではなく、我々との会話の積み重ねの中で、模倣したりしながら身についていくものです。 生まれてきた赤子が、日本語を学んでいくように、手話の学習もそうあって欲しいです。 本などから入った人の弱点、2つ目は〔読み取りの力〕が、なかなか身につきません。会話相手の手元にばかり目をやって、単語、単語、単語と、単語を追ってばかりいて、相手の伝えたい文意が捉えられないでいます。 会話で、相手と視線を合わせて行うのは、手話においても常識です。相手の顔の表現が、あなたに手指動作だけでは伝えられないことを、伝えようとしています。 相手と視線を合わせ、その視界の中に、相手の手指動作を入れられるようになるには、かなり経験を要します。
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英会話を独学で行うようなもの。 自分では正しくしゃべっているのに正しい発音でないので通じない。 独学でやると自分の方言になってしまいがちなのです。 近所でお茶代程度でやっているサークルを探す事をお勧めします。
難しいとは思いますが、独学でもいけると思います。
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