解決済み
外注シナリオライターをされている方に質問です。外注を請け負うためにはやはりどこかのゲーム会社などで内勤した後でしか、なかなか仕事は取れないのでしょうか。 それとよく「経験者を優遇する」とシナリオライター募集要項に書かれていますが実際に経験者にしか分からないこととはどのようなことなのでしょうか。
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内勤での経験があれば有利なことは確かですが、自主製作の経験しかなくても 仕事を受注することは可能です。実際に、内勤経験がないプロのシナリオライターさん を存じ上げております。 経験者を優遇する理由は、「少なくとも1作品以上を商業作品として仕上げている」 という信用があるからだと思います。商業的には、作品が完成しないというのが 最もまずいケースなので、最後まで仕上げたことのある人を優遇するのではないでしょうか。 もちろん、ゲームシナリオのノウハウや約束事などを知っているというのも 理由のひとつではあると思います。
未経験者歓迎で募集かけると、締め切り守る気のない人だとか指示に従わない好き勝手な原稿書いてくる人だとかそもそもの原稿のクオリティが低い人だとか突然スランプだとかぬかして締め切り直前に辞退する人だとかワンサとやってきますけん……。特にシナリオライターの募集ってヤツは、「当方ボーカル、バンドメンバー募集(楽器の練習はキライだけど自分が主役のバンドやりてえ)」みたいな人がワンサと応募してきますけん……。ゲームのプログラム部分だとかそういう地道なところを作るのはキライで、プログラムの勉強もやりたくねえ。だけどゲームのストーリーは考えてえ、要は一番楽しそうでオイシイとこだけやりてえ……そういう発想の未経験者がワンサと応募してきますけん……。キツい現場を経験して、地道な雑用からはじめ、先輩に徹底的にしごかれながら「締め切りを守ることの大切さ」「指示通りに原稿書くことの大切さ」をたたっこまれた経験者を募集したくなるのが雇う側のキモチってもんでありんす。 「外注を請け負うためにはやはりどこかのゲーム会社などで内勤した後でしか、なかなか仕事は取れないのでしょうか」 そりゃ内勤経験者に比べりゃ圧倒的に苦労することでしょう。誰にもしかられない環境で、プロとして通用する生産量や生産力を身につけられる人なんてそういるもんじゃございませんゆえ。過去に同人ゲームを自分で作ってきて、自分ひとりでプロ級の腕を身につけちゃってる人もごくまれにいますけどね……。 「実際に経験者にしか分からないこととはどのようなことなのでしょうか」 戦場の過酷さですね。一度も戦場に立ったことがない人間はたいてい「こんな過酷な仕事だとは思わなかった」と逃げ出す。しかし過酷な戦場を経験してきた人間は、ちょっとやそっとでは逃げない。シナリオライティングの仕事を引き受けておきながら、締め切り直前に「スランプで書けない」だとか言い出して逃亡……とかそういうことをやらかす危険の少ない人材だってことです。
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