現在高校3年の女子です。 工業高校で成績はトップの方です。 自衛官になりたいと考えてます。 飛行機が好きで出来…

Question

現在高校3年の女子です。
工業高校で成績はトップの方です。

自衛官になりたいと考えてます。
飛行機が好きで出来れば空自希望です。
パイロットになりたいって訳ではありません。
間接的でも飛行機に触れたい、そして人を守る仕事をしたい、
他にも志望動機があるんですが長くなるのでやめときます。

沢山の職種がありますがそれは入隊後に決まるものなのですか？
高卒ではどのような職種に付けますか？

自分なりに調べてはいるのですが分からない点が多々あって…
もしこの他にもどうすればいいのか
防衛大も視野に入れた方がいいのかなど教えてもらえると幸いです。

卒業生でパイロットになった方、自衛官になった先輩方がいる高校です。

Answer 1

いろいろ希望があるのは、努力の基礎ですから、とてもよいことだと思います。

あとは、その努力を、どれだけ効率的に目標の達成につなげられるかですね。

まず、最初の答えは、
○高卒で海空のパイロットになるには、最初からそのコースが決まっている航空学生がある
○高卒で防衛大学校に入ると、適性があれば、パイロットになれるチャンスもある
○大卒で一般幹部候補生の場合、海空は採用時点でパイロット要員となるチャンスがある
×一般曹候補生や自衛官候補生等、「普通の」自衛官として入隊すると、航空学生等を受験しなおさない限り、（陸を除き）パイロットにはなれない
ということです。

その前提として、すこし冷静に採用試験を分析しましょう。

まず航空学生です。
身体検査も重要ですが、そこにたどり着くにはまず学科試験にパスしないとダメですね。

試験科目は、
・国語：国語総合、国語表現Ⅰ
・数学：数学Ⅰ、Ⅱ、Ａ
・英語：英語Ⅰ、Ⅱ
・選択：世界史Ａ、日本史Ａ、地理Ａ、現代社会、倫理・政治経済、物理Ⅰ、化学Ⅰ、生物Ⅰ、地学Ⅰの中から１科目
ですね。

工業高校のカリキュラムで上記出題範囲にどこまで対応できるか、進路指導の先生ともよく相談してください。

ちなみに、公表されている２３年度のデータで、女子の場合、
・海上自衛隊は、応募１１３名 → 採用４名
・航空自衛隊は、応募１９７名 → 採用１名（！）
です。

正直言って、普通の大学に行く方がよほど簡単ですね。

また、防衛大学校の場合を考えると、おそらく理工学専攻の方が受験しやすいでしょうが、一番採用数が多い（＝合格レベルも、相対的に一番低いと考えらえる）一般試験前期の場合でも、
・英語Ⅰ、Ⅱ、リーディング、ライティング
・数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ａ、Ｂ、Ｃ
・物理Ⅰ、Ⅱ 又は 化学Ⅰ、Ⅱ
となってます。
（出典：http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/25boudaiippanzenyoukou.pdf）

ということで、これも工業高校のカリキュラムで上記出題範囲にどこまで対応できるか、進路指導の先生ともよく相談してください。

ちなみに、こちらの倍率も、 応募者1,737名に対して、合格者 67名で、約３０倍弱ですね。

以上を考えると、残念ながら航空学生も防衛大もやはり一般的な大学受験レベルの準備が重要になってきますから、工業高校の学校のカリキュラムに、どれだけ勉強を補うべきか、よくよく検討してみて下さい。

Answer 2

防衛大学へ進学して航空自衛隊に行く、航空要員になるのには努力（成績）と運が必要です
特に女子学生は入学も難しく、入学後の生活についていけない学生も多くいます
さらに女子学生の航空要員は非常に人気です

どうしても航空自衛隊に進みたいのであれば航空自衛隊の自衛官候補生、一般空曹候補生、一般幹部候補生（飛行要員含）、もしくは航空学生を受験されると良いでしょう。

どの入隊枠であっても、パイロット、音楽、医官、薬剤幹部以外なら希望と適正によって振り分けられるので、努力次第でどの職にもいけるでしょう
頑張ってください！