防衛大・防衛医科大にお勤めの学生・職員の方にお聞きしたいです。 機密もあるので、それは結構です。差しさわりのない程…

Question

防衛大・防衛医科大にお勤めの学生・職員の方にお聞きしたいです。

機密もあるので、それは結構です。差しさわりのない程度に授業内容や、普段の生活ぶりに教えて下さい。
また、それらを目指された動機もぜひ。」国際政治を専攻していましたが、安全保障論となると防衛大学だったらさぞよい講義が聴講できるのではないかと最近になって思いました。

また、私は完全に文系の学士・修士ですが、体調を崩していら解剖学・栄養学・病理学・薬学に興味を持つようになり、薬剤師さんが聴講するリカレント講座で薬学大学院でも聴講しています。今さら、医学部受験なんてとても無理ですから（経済的に能力的に体力的にも）。

そこで、防衛大・防衛医科大を志願し、現在生活を送っていらっしゃる方、その後卒業されて活躍されている方にも広く、動機や現在の状況などを教えていただきたいのです。

専門職で「国際関係」があるのを最近知りました。残念ながら、私は出願対象の年齢の上回っております。

男性・女性問わず、また、防衛大関連でなく国際政治を専門としていらっしゃる方の専門理由や終了後の進路をいかにお考えかも伺いたいです。

補足

とりとめのない質問の仕方にお答えいただきありがとうございます。私は学部では史学・文化で、修士で「国際政治・コミュニケーション」を専攻しました。その時に防衛大から来ている方たちも結構いて、日本の防衛について熱く語り、「若いのに偉いぞ」と思っていました。「アタッシェ」になりたいなんて言っていましたっけ。
その頃、私は「国際機関」「外交」の方に興味を持っていました。家の事情で、元より在職していた仕事から離れての転職は不可能で、その後体調を崩して退社しました。
会社員でいた頃も現在も自学は続けています。年々興味・研究対象は変わってくると思いますが、「地政学」「安全保障」「「インテリジェンス」に興味・研究が変わってきています。また、本格的に勉学したい！と思っているのですが、今の私ではいきなり博士課程受験は無理かな～と。また、その後の身のふり方、年齢も年齢なのでそれを活かした職に就くのは難しいかなとも。
若いころにそういう大学や職があったのに気がつかなかった（他の事に興味があった）ので、仕方ないのかもしれないですが。

Answer 1

防衛大の職員ではありませんが、防衛大の国際関係論学科を卒業したOBの一人です。
私の時の志望理由ですが、まだ冷戦華やかなりし頃で、ソビエト軍がアフガンに侵攻した頃「なぜこのような国際紛争が起きるのか？国際間の紛争を未然に防ぎ、平和な世界を実現するためにどんな事が出来るのか？」知りたいと思った事がきっかけです。
本当は早稲田の政経（国際政治経済）に進みたかったのですが、下に兄弟が居り親に「私立は無理。浪人もさせられない。」と言われ、当時国公立で国際政治学を専門に勉強できるところが東大・京大と防衛大人文の国際関係論しか無かったため、防衛大人文を志しました。もちろん国際関係論の勉強は面白かったのですが、入学後に戦略・戦術にのめり込み、そのまま迷うことなく任官し自衛隊の幹部となりました。
但、思うところあって３０で民間に転じ、今に至っております。私自身は民間に転じたため、リスクマネジメントや危機管理の分野以外学生時代の知識を活かすことはありませんが、同期の場合は、今や自衛隊の国際貢献の場も広がり、同じように国際政治を学んだ卒業生と共に、多くが国連等の活動に参加し、学生時代に学んだ幅広い知識をベースに、陸海空問わず、日本では数少ない国際的・安全保障分野の専門家として活躍しております。

補足について
伊能忠敬さんでは無いですが、志すに幾つになっても遅すぎると言うことは無いと思いますよ。会社のOBの方に「クラウゼヴィッツの解説書に良い本あったら教えてくれる？」とたずねられたことがあります。現役時代やりたかった戦略論を通信制の大学で学んでおられるとのことでした。
定年後に大学に入学し、７０近くで大学院を終え念願の博士になった先輩社員もいます。諦めずに頑張りましょう！