「かつて私がそうだった」。 機械のテキストをめくっても何が書いてあるのかわからなかったし、しばらくはテキストを開く気にもなれなかった。 でもとにかく粘って、「毎日とにかく少しずつでもいいからテキストを読み進んででいくこと」。 テキストの読み方は、「書いてあることを書いてある通りに読むこと」。別に外国語ではなく、ちゃんとした日本語で書いてあるのだから。「分からない」のではなく「読み慣れない」だけ。 そして「何度も繰り返し読むこと」。最初は読み慣れなくて頭に入らないと思うが、「何度も読めば必ず分かってくる」。 そして随時「基礎問題」を解く。できなかったら、またテキストに帰る。これの繰り返し。つまり、結構根気がいる。 過去問は一番最後の方でいい。(私が過去問に初めて手をつけたのは、試験日の1ヶ月半前だった。) 私は文系で全くの未経験だったが、このやり方で46歳のとき合格した。
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