第二新卒とは一般的に卒業3年未満の若手求職者を指しますが、卒業後5年未満の社会人経験者はこれに該当しないのでしょうか。

Question

第二新卒とは一般的に卒業3年未満の若手求職者を指しますが、卒業後5年未満の社会人経験者はこれに該当しないのでしょうか。

Answer 1

そもそも「第二新卒」というコトバは民間企業が独自に使い始めたものが普及して、確たる定義や基準が元から存在していたものではないんですね。

そこへ、厚生労働省が事業主に助成金を交付するにあたって、「第二新卒者」の定義を「卒業後３年内・正規就職歴なし」と追認したことでいまに至っています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/dl/c-top-a.pdf
（pdfファイルです）

ですが、この規準とて奨励金を支給するための要件にすぎないことでは「厚生労働省の正式見解」とまでは考えなくてよく、「第二新卒者募集」の求人広告をみかければ、その広告に具体的な基準条件を網羅していない限り、卒業後5年未満の社会人経験者だって応募してしまえばよくなります。

ただし、書類選考を通過するかどうかは時の運です。舌足らずな求人広告でも、求人側は「卒業後３年内・正規就職歴なし」だと決めてかかっている場合もあるからで、質問者さんが非効率な転職活動を避けたいと思われるなら、「第二新卒」ではなく「中途採用」「経験者募集」などの求人だけを積極的に検討されていくことです・・・