解決済み
こんにちは。 1月から管理栄養士として病院勤務が決まりました。 これまで厨房業務しかしたことがなく、栄養指導は初めてなので今から緊張しています。そこで質問なのですが、カルテの読み方等はどのように勉強すればよいのでしょうか。 また臨床の勉強で効率のいい勉強法はありますか。 今必死でクエスチョンバンクなどで勉強してますがどうも頭に入ってきません。 国試のときと同じような勉強法ではよくないのでしょうか? 回答よろしくお願いします!
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病院で管理栄養士をしている者です。 以前、経験あります…。 慢性期病院(給食関係業務中心)→急性期で給食管理は全面委託、直営の栄養士は臨床業務のみという系列内の他病院へ異動が決まった時、引越し準備の合間を縫ってカルテの読み方等の本を読んで少し予習して行ったですが…正直あまり意味がなかったと感じました。 略語などは同じ語句でもその病院や診療科によっても解釈が違ったりするので(例えば「NST」なら栄養士さんの世界では「栄養サポートチーム」を指しますが、産婦人科領域では「ノンストレステスト」のことを指します)結局は現場で経験を積みながら覚えるしかないというか…。 検査値はある程度覚えておくとラクですね。これは全国共通ですから。 あとは、勤務先の病院で提供している食種と栄養価(エネルギー・蛋白質・塩分とそれぞれの食種の特徴や工夫の仕方、献立の展開の方法など)は栄養指導に出る前に必ず覚える必要があります(それを元に栄養指導をしていくことになりますので)。 可能であれば事前に約束食事箋を貸して頂いて予習して行かれると良いかと思います。 栄養指導に関しては、場数を踏んで慣れていくしかないと思います…。医療現場では、栄養管理にしろ栄養指導にしろ、むしろ教科書や参考書の通りに事がすすむような患者さんは稀です。栄養指導で、教科書通りの指導をして理解できる患者さんはどれだけいらっしゃると思いますか?個人的な印象ですが、教科書に書いてあるような内容は栄養学などをある程度専門的に学んだ方でないと理解し難いように思います。栄養指導を受けに来られる患者さんは高齢の方が多く、中には耳が聴こえにくかったり認知症のある方もいらっしゃいます。そういった方に教科書に書いてあるような内容を指導しても理解できるはずがありません。栄養指導(指導という言葉は患者さんに対して圧迫感や上から目線な印象を与えるので、私は食事相談と言っていますが)での栄養士の役割は、患者さんの食習慣やライフスタイル等を聞き取った上で患者さん自身が無理なく実践できそう・継続できそうなことを提案したり、そのための促しをすることにあると思います。 経験上、患者さんの理解度や適した方法は人それぞれだと感じますし、こういった知識はなかなか座学で習得できるようなものではないと思います。個人的に栄養指導は正解のない世界だと感じますが、あえて正解があるのだとすれば自分が提案したことを患者さんが実践・継続され、それが検査データなどに現れ、患者さんに喜ばれたり自信を持って頂けたなら、その患者さんにとってはその方法が正解だったと考えることができるかと思いますが(結果論でしかありませんけどね…)。 あとは現場で試行錯誤するのみかなぁと。 頑張ってくださいね!
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新しい職場では始め厨房業務とは言われていませんか? 職場に1人なのかによっても違ってきますが、他にも管理栄養士がいるクリニックではなく食事提供もしている病院と仮定して書きます。 カルテ読んで栄養指導や栄養管理する前に、まずその病院での全食事内容、形態、量等を把握しておかなければできません。同じ食事(例えば、減塩食、透析食等)でも病院によって工夫の仕方は違います。工夫の仕方が違えば、その食事をもとに指導すrわけですから当然栄養指導の仕方も違ってきます。 病院での食事は、糖尿病1つにしてもただの食事ではなく、治療の1つです。入院中に自分に必要な食事量や味、工夫等を舌と目で覚えてもらい自宅での食事に繋げてもらわなければいけません。他の食事療法が必要な疾患も同様です。 栄養管理に必要な栄養管理計画書(3月で加算は関係なくなりましたが、やはり患者の栄養管理をする上で必要なので、作成は続行していると思います)にしても、作成と同時に1人1人適切な食事が提供されているのかも確認しなければいけません。 確認も食事内容だけではなく、例えば急性期病院ならカテーテル検査はよくありますが、カテーテルして1日は思うように患者は動けません。なので、食事も1口大二にしたりつまようじをつけたるり工夫が必要です。実際どういう工夫がその病院でされているのか知らなければ、患者に適切かどうかなんて分かりません。 カテーテルでなくても、看護記録から片麻痺があるとかあれば、1口大にしてつまようじつけてあげるというのも必要ですよね。 実際の食事がどういうふうに提供されているのか?またどういうとこまでなら対応できるのか?を知らないと話になりません。看護師や医師からも電話かかってくる事もあります。こういう事はできるか?と聞かれても提供している食事についての知識がないと答えれません。知っていれば、できますとかそれは難しいですが、こういう事はできるのでこうするのはどうでしょうか?等言えます。 その病院での食事を知っているといないとでは、全く業務の進み具合が違います。 なので、普通、調理は別として、最初は厨房に入って最低でも盛り付けや初期雨札管理をして、提供食事と流れの把握をします。 調理ができるのであれば、厨房の期間も短いと思います。 厨房業務をしている間に、他の管理栄養士にカルテの略語集等おすすめの本を聞けばいいと思います。 ちなみに、私は全く予習せず新卒で病院に入職したのですが、厨房で食事把握後、栄養管理計画書を作成しながらカルテの読み方を覚えました。計画書は毎日の作業なので、嫌でも覚えます。 勿論、最初は新しい略語がでてくる度にメモしてました。HD=高血圧、HD=透析みたいにして。急性期や慢性か療養等その病院の特徴もあります。 当院では、病院がカルテの略語解説集みたいなものを購入してくれたので、それで計画書作成しながら略語がでてくる度に探してメモって覚えるの繰り返しでした。 カルテは医師の特徴がよくでるので、中には分かり辛い書き方をしてる人もいます。 なので、予習にも限界があると思います。教科書と現場は違うのと同じです。やるなら、疾患や治療法の略語の暗記です。いちいち調べると時間がかかるので、暗記してると楽です。あと、薬名と効果、副作用も知っておけば、看護記録の内容が副作用のものなのか、他に原因があるのか分かります。 あとは慣れです。 国家試験レベルでは、病院勤務はやっていけません。働けば実感すると思いますが、国家試験は基礎の基礎にしか過ぎません。逆に、国家試験レベルの臨床知識はあって当たり前で加えて、臨床の勉強をしていかなければいけません。特に管理栄養士は臨床が弱いので日々勉強です。 復習するなら、まずは各々の疾患についてとその食事療法、検査値、薬です。 加えて、給食業務の大量調理マニュアルのf復習です。 栄養指導は見学できるのであれば、見学したほうがいいと思います。
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