解決済み
測量について。測量で測点を読む場合、BS(バックサイト)、FS(フォアサイト)、器械高等が出てきますが、器械高が出た場合どのように計算していいかわかりません。(例)最初に器械高を読んでから次にBSを読んで次にFSを読む。そして次に器械高が出てくると計算の仕方がわかりません。わかる方がいればなるべく数字をいれながら簡単に教えて下さい。面倒かもしれませんが宜しくお願いします。
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その場合だと 主に 光波だとおもわれるので そのつもりで書きます 光波を使用して ある個所の高さを測定する場合 大きく 2つの方法があります ① 光波を据え付けた 既知点の 標高(高さ)を使用する ② どこかの既知点の標高(高さ)を 使用する ①の場合は 光波が据えてある 既知点から スケールで高さを計る ⇒ 既知点標高 + スケール計測値 = 『器械高』 光波で測定した ある地点との比高(高さの差)を計測 ※ 光波の望遠鏡とミラーの高低差 ⇒ 『高低差』 器械高さ ± 高低差 = 『ミラーのある高さ』 ※ ポール先端から ミラーまでの高さ = 『ミラー高』 『ミラーのある高さ』 - 『ミラー高』 = 測定箇所の標高(高さ) になります 整理すると 器械点の高さ + 器械点から光波までの高さ ± 高低差 - ミラー高 = 測定地点の高さ ② の場合は 器械点に高さが無いor信頼性が無い ミラー高さを変えない場合※後述 に使用します まず 器械点の高さを使用しないので BS(後視) で既知点との 高低差を測定します ⇒ 『高低差』 この時の高低差は 『光波の望遠鏡のある位置』 と 『後視点のミラーのある位置』 の高低差です なので 器械高さにするには 後視既知点の標高 ± 高低差 + ミラー高 = 器械高さ となります その後 測定箇所の 高さを 計算する場合には ①と同じ 器械高さ ± 高低差 - ミラー高 すると 器械高さは 後視既知点の標高 ± 高低差 + ミラー高 なので ミラー高さが + と - 両方出てきます そのため 後視と前視の ミラー高が同じ場合には 計算を省略します 後視既知点の標高 ± BS高低差 + BSミラー高 ± FS高低差 - FSミラー高 = FS地点の高さ ※ BSミラー高 = FSミラー高さ の場合 後視既知点の標高 ± BS高低差± FS高低差= FS地点の高さ となります
土木技術者です。単純な計算例をあげてみます。 まず、基準となるKBM(仮ベンチマーク)の標高を100.000とします。 レベルを据付けます。 KBMにスタッフを立て、BSを読み取ります。BSが1.000だったとします。 そうすると、器械高IHは100.000+1.000=101.000です。(器械はKBMより1.000高いところにあるので当然ですね) 次に標高を測りたい点Aにスタッフを立て、FSを読み取ります。FSが0.500だったとします。 そうすると、点Aの標高は101.000-0.500=100.500です。(点Aは器械の高さより0.500低い訳ですので当然ですね) 器械高というのは、基準点の標高とBSの値で決まります。 で、測定したい各点の標高は、器械高と各点のFSの差で決まります。 絵に描いてみると簡単に分かると思います。
なるほど:2
器械高の計算を無視して計算していくか、BSを入力後の計算値をメモリして器械高とFSの引き算を二回する
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