最近スタジオカメラマンのアシスタントを始めたのですが、写真のことは超初心者でいっぱいいっぱいです。 先日、カメラマンさ…

Question

最近スタジオカメラマンのアシスタントを始めたのですが、写真のことは超初心者でいっぱいいっぱいです。
先日、カメラマンさんが"次はこんな感じで撮るから"とメモをくださったのですが、意味の分からないワードがあったのでカメラマンさんに聞いたところ、"自分で調べといて"と言われました。自分なりに調べてみたもののやっぱりわからなかったので質問します。

以下メモ書き

背景 赤 クリア→イス
背景 白 グレー落とし、全身、傘

このメモの、クリアとグレー落としというのが分かりません。

よろしくおねがいします。

Answer 1

白のグレー落としは
白い背景に照明をあてずにナチュラルグレーにする事でしょう。
トップからの照明を切ったり、背景にあたる照明を黒ボードなどで一部を遮ったりして調整する必要があります。

グラデーションを付ける場合もあります。
人によって言い方は違いますが、半段とか１段というのは露出計での絞りの数値の段階を示したりします。
（明るいところと暗いところの明るさの差です）

クリアはちょっと意味が分かりませんがｗ
多分、均一に色を出すようにしろということでしょう。
つまり照明ムラのないように照明をあてるという事だと思います。
照明が強すぎると色は薄くなってしまいますし、弱すぎると背景のテクスチャが出てしまったりするので適正な照明量が必須です。

「イス」というのは立ちポーズではなくイスを使ったポーズもしくはイスに座らせての上半身のアップ
「全身」そのままでつま先から頭のてっぺんまですべて写し込むようにすることです。
この場合に注意するのは背景切れがモデルと重ならないようにする事です。

それにしても放任主義なカメラマンですね。
普通は厳しくても初心者なら（怒鳴ってでも※）教えてくれると思いますよ。
※スタジオで怒鳴るカメラマンは怒っているワケじゃない場合が多いです。
声を大きくして確実に意思を伝えなければいけないからです。
比較的モデルには「優しい声」を使います。
もちろんカメラマンによっても違いますが、どちらかというと指示は大声でしてくれた方がミスは減るので、怒鳴っているようでもありがたいと思えばいいのです。

初心者のうちは電気系統・照明に注意してくださいね。
コードに足を引っかけたり、照明をしっかり固定してないと後で面倒な事になります。
稀にストロボのジェネレーターで感電したりするのと、今の季節では静電気にも注意しましょう。