はじめまして！海上自衛隊の曹候補生に合格しました。広報官の方に曹候補生は８割がた三曹になれるとお伺いしました。しかし、ネ…

Question

はじめまして！海上自衛隊の曹候補生に合格しました。広報官の方に曹候補生は８割がた三曹になれるとお伺いしました。しかし、ネットに書き込まれている情報には半分くらいなれずに退職と書き込みがありました。そこで、三点質問があります。
①曹候補生の中で三曹に上がれるのは半分なのか。それが真実なら運動神経がいい人が三曹に昇進しやすいのか。
②地上救難と航空管制官志望なのですが、希望はどの程度と通るのか。なるためにはどう努力すればいいのか。
③教育隊終了後、部隊配属になったあとに幹部候補生の勉強はできるのか。陸上勤務、船勤務ともに勉強教材は持ち込めるの か。国家一般職の教材を持っていこうと思うのですが、分量がかなり多くなります(~_~;)

現役海上自衛官の方にお伺いしたいです。
さまざまな職種の方々に返答頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。<m(__)m>

補足

もう一点ありました。
④曹の方々わ部内幹部になりたがらないそうです。それはなぜなんでしょうか？また幹部に部内幹部になった場合と部外幹部でなった場合では仕事面では異なっているのでしょうか？

Answer 1

合格おめでとうございます。
①広報官の言っているとおり、通常では約８割以上は３曹に昇任できます。現状では部隊に勤務している曹候補生を見ていると、自分は曹候補生だから、いずれ３曹になれるという考えの者が多く、自衛官候補生より勤務意欲は低い感じがします。要するに真剣さ、向上心が明らかに落ちます。中途退職については伝染的な要素があり、一人辞めると同期が同じように辞めてしまうパターンが多いです。そのあたりから５割なんていう話が出るのでしょう。運動能力級外は昇任試験の成績が良くても３曹昇任はできません。かといって運動能力が１級なら昇任しやすいかというとそうではありません。やはり、職種の技能が高くないと、部隊で上司、先輩から評価されませんから昇任は難しいです。ちなみに航空管制は国家試験に合格しないと昇任どころか職種変更か退職となってしまいます。
②どちらも適性検査と身体検査に通らないとダメです。身体検査は結果について多少教えてくれますが適性検査の成績は、個人に教えません。また、職種によっては必要数なし、なんていう場合もありますからどの程度という数値的なものは示せません。男性については、地上救難、航空管制が０ということは近年ありません。努力目標はズバリ視力です。視力が低いと制限を受ける職種が非常に多いです。
③教育隊修業後は、部隊配置となり１士に昇任（10月1日）すれば、隊外に下宿を取ることができますので、荷物の心配はありません。サーフィンボード、スキーなんて持っている隊員もいます。パソコン、ＰＳＰ、携帯等は職場では持ち込み制限があります。
④そのようなことよくご存知ですね。残念ながらそのとおりです。理由としては、幹部は全国での転勤が多い（曹は基本的にその地域から出ない）ので地域でスポーツチーム等趣味の集まりに所属していると続けられない。仕事の多くが責任を取らされるものが多い。部下の曹、士の能力が低いとその分の仕事も自分でしなくてはならない。部内幹部と一般候補生幹部との仕事面での違いはほとんどありませんが、昇任速度と年齢から上級部隊の指揮官にはなれなせん。しかし、努力次第で２佐までは行けますし、護衛艦、潜水艦の艦長、システム通信隊司令等の職についた部内出身幹部はいます。部内幹部については３曹昇任後４年経つまで受験資格はありませんから、勤務しながらゆっくり考えて見てはいかかですか。おそらく、仕事ができ人格も優れている幹部に出会えれば幹部になろうと思いますが、能力が低く性格が悪い幹部を見たら、幹部になろうなんては思いませんよ。