何年か前、どこぞの市の交通局に大卒者が高卒程度枠で採用されていたことがあり「採用無効」となった事例があったと記憶しています。なんでも「運転手になりたくて。」といった動機で、高卒程度と偽って受験したそうですが。 大卒の人を高卒程度枠の給与で雇用できたなら自治体としては「お得じゃん!」と感じたけれど、受験資格が無い者の採用は無効だということで懲戒解雇どころか「採用そのものが無かった」扱いになっていたかと思います。 その間の給与等は、労働の対価ということで返還とまではならなかったはずですが、この事例から考えると、そんな自治体はないように思います。
そんなの山ほどあります。 なんとなく追記 高卒程度を、大卒であることを隠して受験したから問題なんです。 隠さずに堂々と大卒として高卒程度枠を受験することに問題はありません。 高卒程度というのは高卒以上という意味であり、年齢制限等にひっかからなければ問題なく受験できます。 ただし、昔は多くの自治体で年齢制限を21歳として、大卒が受験できないようにしていたというだけの話です。 (ちなみに海外大学を21歳以下で卒業した場合は受験できました) 今は地方なら高卒程度で28歳までなど、初級や上級を分けずにひとくくりにしている自治体が多数あります。 そういった自治体なら問題なく受験できますし、あちこちにあります。 中には年齢制限が20代後半でも、大卒は不可(別枠)としている自治体もあるので注意は必要です。 採用後も初任給に大卒加算は適用されます。 高卒程度枠(初級試験)で採用されたからといって、高卒と同じ給与になるわけではありません。 職歴加算みたいなものです。
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