解決済み
国立大学の薬学部の人は薬剤師国家試験をほとんど受験しないって聞きました。一体皆さん、どんなところに就職して何の仕事をしてらっしゃるんでしょうか?
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某国立薬学部(6年制)を卒業し、薬剤師免許を持って製薬会社に勤務しています。 まず1つ誤解がありますが、国立薬学部(6年制)のほとんどの人は薬剤師国家試験を受験します。 http://be89314.com/goukaku.html こちらのHPを見て頂くとわかりますが、ほとんどの人が受験はしています。 私立と比較すると人数が少ないように思うかもしれませんが、国立薬学部は定員が少なく、そもそもの定員がこの数字なんです。 しかし、受験はしますが、実際には薬剤師としては働かない人が多くいます。 (私もその一人です。) 薬剤師以外の進路としては、製薬、食品、化粧品メーカーでの研究・開発職、公務員などが多いです。 この理由は薬剤師(特に病院薬剤師)は給料がそれほど良くないという点や、研究などをやりたい人が多いということが考えられます。 私立の人で薬剤師になる人が多いのは、製薬メーカーなどは狭き門なので、上位を除く私立からではなかなか就職するのが難しいという現状もあるからです。
旧帝大(北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大)の方は、製薬企業や大学などでの研究職を希望するので、多くがさらに大学院へ進学したり、公務員を目指す方も多く、その殆どはキャリア官僚を目指すので、薬剤師国家試験など眼中にありません。 それ以外の国公立大学でも、傾向は似ていると思います。 それなら何故わざわざ6年制薬学部に進学するのか理解に苦しみますが、そこは天才、秀才の思考回路なので、凡人にはりかいできません。
企業研究職志望が多くて、国立上位の一握りが製薬企業研究職に就きます。 研究職の夢叶わずとなった人は、製薬企業の開発職・営業職MRに流れていきます。 その他は、公務員志望がチラホラいて、薬学に関係の薄い化粧品会社や食品会社など、幅広く就職していきますよ。
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