筆記試験に合格し二次、三次とクリアーすれば 出身校、全日制、定時制、通信制は関係なしで 航空学生になることは可能です。 そして本題の 「適性検査において通信制だからはねられる」事は 基本的にはございません。 はねられる例として (補導歴があったり、思想が防衛に合わない場合、 人間性が自衛隊員及び航空学生として不適切な場合 集団生活に適応できない人格の場合, 100パーセントはねられます。 あと学校に適応できないので通信制に転科とかは 学校に適応できないものが 自衛隊に適応するなど絶対に無理なので はねられます。例えば引きこもりとかです) 航空学生試験は 一次試験のレベルは国立大学A2クラス の学力が必要です。 二次試験の身体検査は通常の 自衛官採用の身体検査に加え 航空身体検査も実施されます。 厳しい身体検査です。 そして三次試験 学力も体力も人間性も備わっていても センスがないと駄目! 航空学生は国立大学医学部より 難しいと 言っても過言ではございません。 なにしろ医師を一人作るより パイロットの方が何十倍費用がかかるのですから そして航空学生として入隊してもコースアウトする方も沢山もいます。 自分は元航空自衛官です。12年やっておりました。 そして航空学生も三回受験しました。 (一般人の場合と部内者の 場合は部内者が有利です。) 航空学生になるのでしたら まず国立大学A2レベルの学力をつけてください。 身体的には絶対、目が悪くならないように 気をつけてください。 長くなりましたが自衛隊の体質自体が将官になるもの 以外(A幹部)B幹部以下は一流大卒だろうが、中卒だろうが、高校中退だろうが 元ヤンキーだとうが、いじめられ子だろうが 通信制卒だろうが、超進学高校卒であろうが、 学歴や体裁はまったく関係ないという事です。 努力すれば、出世できる所だから! 日本で、ここまで学歴や体裁にこだわらず 人物評価をする組織は自衛隊以外にはないと思います。 世界の軍隊の中でも唯一、大学を卒業しなくても 将校になれる自衛隊です。 (航空学生は高卒以上ですが) ですので体質上 身上適性で通信制高校卒を理由に落とすことはありません! 自分個人の考えですが 自衛隊に入隊する人にはお金持ちの御曹司等、皆無に等しいです。 学力があっても経済的に大学進学は無理 学びながら給料ももらえる防衛大、防衛医科大に行こうとか そこまでの学力がないので自衛官をしながら夜間大学や通信大学で 学ぼうとか 一生の仕事として自衛官になろうとか、精神鍛錬の為、入隊しようとか 苦労人であり、努力家多いのですよ。 そしてなにより幕僚以下は学歴は不要 熱意とやる気!向上心です!根性! なので、通信制の高校から一次試験に合格すれば 逆に有利になる可能性もございます。 パイロットは全てにおいて地道な努力と判断力ですので! 通信制高校で自己計画学習し一次試験に合格できれば 普段、授業を毎日受けている全日制の人と比べたら 通信制からの方が困難!困難を乗り切る 難関辛苦、乗り越えて まさにパイロットの適性ありです! よって通信制の高校卒でも航空学生には成れますし やる気と熱意がある青年がはねられる事はございません!! 頑張ってください! 補足:航空自衛隊の航空学生より 海上自衛隊の航空学生の 方が合格しやすいです。たしか? どうしてもどうしても自衛隊のパイロットに成りたければ 陸上自衛隊に入隊し回転翼(ヘリ) パイロットを目指すのもいいんじゃ ないかと思いますよ。 部内選抜なんで航空学生に比べると 数段、合格しやすいです。
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