理学療法士になるには、 「理学療法を教える大学(4年制)に入学するか、または理学療法を教える専門学校(3年制もあれば4年制もある)に入学し、 勉強して学校の試験に通り、臨床実習を受けて通り、 卒業前頃に行われる理学療法士国家試験を受験し、合格して、免許登録をします。」 これで理学療法士になれます。理学療法士は医師の指示のもとに理学療法を行うことになっていますので、独立開業は基本的にできません。病院などの医療機関に就職します。多くの場合、病院のリハビリ室でリハビリをすることになると思いますが、附属のデイケアセンター(通所リハビリテーション)に派遣されてそこで仕事をすることもありますし、訪問リハビリを行うこともあります。クリニックなどで外来患者さんにリハビリを行うこともあります。 大学は全国で何校あるか数えていないのでわかりませんが、あまり数は多くなく、また、定員も少ないです(各学年5人とか10人とか)。大学卒ですので、学士となります。以下に述べる専門学校卒とは、公務員となる場合に多少給料が良いかもしれません。しかし、実務的な面ではやることに変わりはありません。 専門学校は私立がほとんどです。4年制だと4年目に卒業研究をすることが多いようです。入学試験の難易度はたぶん偏差値で47~53ぐらいだと思います。学費は私立3年制で3年間400~500万円かかります。 国立の専門学校はほとんどありません。以前は10校ぐらいあったのですが、今はたしか国立療養所東名古屋病院附属リハビリテーション学院しか残っていないと思います。 学校では、運動学、生理学、解剖学、その他の基礎を学び、臨床実習を数回受けて研鑽します。 どんな仕事をしているのか、 病院、医院、デイケアセンターなどで、患者さん・利用者さんのリハビリに携わります。スポーツリハを中心に行っている医療機関もあります。 主に脳血管疾患(脳出血・脳梗塞など)の機能訓練(歩行訓練・バランス訓練・日常生活動作の獲得・筋力増強訓練などいろいろあります)、整形外科疾患(骨折後あるいは骨折後の手術後、靭帯損傷、腱断裂など)のリハビリが多いですが、がん患者さんのリハビリや糖尿病患者さんの運動指導を行うこともあります。また、徒手的に行うこと以外に、物理療法を行うこともあります。 できるだけ細かく…とのご希望ですが、わたしがここに書けるのは分量的にはだいたいこのぐらいです。あとはご自分で調べてみて下さい。 近所に総合病院でもあれば、リハビリ室を見に行ってみるといいかもしれません。雰囲気だけでもわかると思います。 以上、ご参考になれば幸いです。
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