大学教授です. 講義がない日ですか・・・.人にもよりますし,文系理系でも異なるでしょう.また,ポジション(学内での業務)にもよりますので一般論はありませんが, ・別の大学で非常勤講師 ・たまっている論文(所属学会から送られてくる論文集など)や本を読む ・頼まれていた文章(学内外色々なところから頼まれます)を書く,講演をする ・講義の準備(PPTを作ったり,資料を作成したり) などは誰でもしていると思います. それ以外ですと,自分の研究に関連する活動(関係する人と会ったり,会合に出席したり.また自宅や研究室で資料を整えたりデータを整理したり)をやっている場合が多いでしょうか? こういうことは,時間で区切れませんから,時間があればあるだけ使ってしまいます. 長期休暇といっても,実はそれほど暇ではないのですよ. ・一番長い春期は,入試と重なりますから,センターから始まって3月まで監督・面接・採点などの業務があります.その他に卒業判定だの新年度準備だの,学内の色々な会合があります.もちろん,新年度の講義の準備も必要です. ・春は年度末にもあたりますから,外部資金(科研費など)の精算や報告書作成,FD関連の書類の提出など雑務も結構あります.偉い先生だと秘書がやってくれるのですが,普通の(私のような)ペーペーは自分でやるしかありません. ・夏は,学会シーズンですから8月上旬から9月上旬まで(海外も含めて)2,3の学会に出席をします.準備も含めると20日程度はそれでつぶれます. ・もちろん夏は多少時間がありますから,論文を書きます.私は,年に一本は査読論文を出すという「縛り」を自分に課しているので,ここである程度の水準まで書いておかないと,後が苦しくなります. ・また,夏休みは秋セメスターに向けた講義の準備をする時間でもあります 給料は,教授職(准教授も)になれば高い・安いは別にして「安定」しています.非常勤講師や講演,文章などで多少のアルバイトも可能です.ただし,「持ち出し」も多いのがこの仕事で,学生・院生の食事代や飲み会の費用は当然として,それ以外に学会参加費(海外だと一週間で30万程度は必要)や書籍購入の費用,実験や研究のための機材購入費など自腹を切ることも多いのです.
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