解決済み
危険物取扱者について。 先日、放射線取扱主任者について質問させていただいた際に、危険物取扱者を受験することを勧められたので調べてみたのですが、いくつか分からない点があるので質問させて頂きます。 試験を受ける際には乙種を受験しようと考えています。 そこで出願方法なのですが、乙種に申し込むと1〜6類まで全て受験できるのでしょうか。 それとも、一つ一つ別に受験料を払って試験を受けるのでしょうか。 それから乙種を1〜6類まで持っているのと、甲種を持っているのではどちらが有利なのでしょうか。 分からないことばかりで申し訳ありませんが、回答をお待ちしております。よろしくお願いします。
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甲種取得者です。 甲種を目指すのであれば、大学で化学に関する 単位を15以上修めている事の証明があるか、 指定された乙種免状を4種類以上有しているか、 危険物取扱い経験が2年以上あることの証明が 出来れば、受験が出来ます。 いきなり甲種でも大丈夫ですが、きっちりと試験 勉強しておかないと一発合格は難しいです。 (全体的に細かい内容を試験で問われるので) 乙種であれば受験資格も特にないため、そこそこ 勉強すれば薬学系学生なら一発で合格可能です。 乙種を一つ合格すると、他の乙種受験は科目免除 規定があるので、性質消火の10問受験で済みます。 受験者によっては、一気に取ろうと複数受験をされる 方もいます。但し類ごとに受験料と免状交付手数料を ちゃっかり取るので高くつきますし、勉強も大変です。
甲種と乙種全類の違いは、甲種は実務経験に従事した危険物の類に関係無く全ての類の危険物保安監督者となることができるが、乙種の場合は類ごとに実務経験が必要となる。例えば実務経験を第4類のみで有していた場合、他の類(第1,2,3,5,6類)を有していても第4類以外の危険物保安監督者になれい。これが甲種取得者と乙種全類取得者の決定的な違いとなります。 他に ①甲種危険物取扱者は、技術士一次試験の共通科目が免除される。 ②危険物保安監督者に選任されている甲種危険物取扱者は防火管理者の資格を自動的(2日間の講習を受けずに)に取得できる。 ③甲種危険物取扱者は陸上自衛隊の技術陸曹の任用資格がある。 ④業界の慣例として、石油コンビナートの保安監督者は甲種危険物取扱者しかなれない。 くらいですよ。 甲種の方が周囲の評価が高いのも事実です。
乙種は類ごとに試験の申込と合格後の免許交付の申請が必要です。 ですから6類全部取ると申請費用だけで結構な費用が掛かります。 受験料3,400円×6、 免許交付の申請料2,800円×6で総額37,800円…高っ!! 甲種一発受験なら 受験料5,000円 申請料2,800円だけです。 乙種を全部持っているのと甲種を持っているのでは扱いはほとんど同じだが、実務経験の計算方法が異なるのと、ほかの資格を取る時の免除の関係とかで甲種のほうがほんのちょっと有利です。企業では甲種と乙全類を同等に扱わないところは多いと聞いてます。甲種のほうが試験が難しいので当然甲種のほうが扱いは上です。 薬学部の3年生であれば甲種の受験資格はありますので乙種をわざわざとる必要はないと思います。受験時に大学の単位履修証明を添付して申請します。 甲種は難しいっていう声もありますが、甲種を落とす人はモルの計算が習得できない人です。 薬学部の学生だったらそんなに苦労はしないと思います。
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