解決済み
日本のようなキャリア官僚はいません、というより日本のような官僚機構そのものがありません。 だから警察官僚もいません。 例えばFBIは連邦全体が捜査範囲ですが、その人たちは自治体の警察に対して直接的な命令権は有していません。 飽くまでも重大犯罪や州を超える犯罪、テロ事案などにおいて捜査優先権があるだけです。 平時から地方のFBI支局が自治体警察を監督するようなこともありません。 州警察も高速道路など管轄で警察活動を行い、また複数の自治体に跨る事案においては捜査支援を行ったりしますが、自治体警察に対して監督権を持ちません。 自治体や公営企業などが持つ警察はそれぞれ別個に独自の人事制度を有します。 一つの警察組織でも日本のようなキャリア官僚はおらず、警察本部長になる人も最初は巡査からキャリアを始めます。 ロサンゼルス市警察本部長:チャーリ・ベック 1953年生まれ、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒。 2年間のLAPD補助警察官を経て、1977年に巡査拝命。 84年に巡査部長、93年に警部補、99年に警部、2005年に警視。 06年に警視正に昇進し、退役した父の階級と並ぶ。 09年から現職。 http://www.lapdonline.org/lapd_command_staff/comm_bio_view/7579 ニューヨーク市警察本部長:ジョセフ・J・エスポジト 1971年に巡査拝命、77分署パトロール課へ配属。 83年に刑事、同年に巡査部長、86年に警部補、89年に警部、 93年に警視、94年に警視正、(中略)、2000年から現職。 http://www.nyc.gov/html/nypd/html/administration/department_co.shtml 二人ともそれぞれの警察の生え抜きで、どちらも巡査から勤務を始めて30年ぐらいの経験の後に本部長まで昇進しています。 いずれも全米で1番目と3番目に大きい警察ですが、こういうもんです。
アメリカの警察組織には、日本のようなキャリア制度がありませんので、日本でいう「警察官僚」はいません。 日本とアメリカでは警察制度が違います。
なるほど:2
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