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PT、OTの方に質問です。 ICFでの患者の評価?みたいなものが分かりません。

PT、OTの方に質問です。 ICFでの患者の評価?みたいなものが分かりません。私は理学療法士の学校に通う学生です。 リハビリのことについて最近授業を受けました。 その中でICIDHとICFについて学んだのですが、ICIDHは、患者を機能障害、能力障害、社会的不利で分ければいいと思うのですが、間違ってますか? ICFの考え方では、どう患者を分けていいのか分かりません。 活動とか参加とか… 次の時間にテストがあって、患者がリハビリしている画像を見せて、この患者の状態はICFの考え方でいうと、どういう状態か答えるというのがあります。 どう答えればいいのでしょうか? 例 1、おばあさんが外出し、手すりがあるけど使わず、階段を杖を使って歩いています。 2、右手に障害のある主婦が料理をしています。 このような画像を見せられたら、どのように答えればいいのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    ICFは心身機能障害(impairment)、活動制限(disability)、参加制限(handicap)に分け、そこに個人因子と環境因子が密接に関係しているという分類になります。 上の例ではよくわかりにくいのですが、例1では外出(参加)するために、階段昇降し(活動)、下肢筋力低下(心身機能)のため杖を使っている。手すり(環境因子)はあるがリハビリのため(個人因子)杖を使って上り下りしている、といった感じでしょうか。 ICIDHの考えでは個人の考えや性格(個人因子)、周りの人的環境・物的環境(環境因子)によって活動や参加が左右されるといったところが表現できないので、ICFの考え方のほうが個人的には好きです。 例えば、理学療法士の学校にいきたいと思った時に、学力(個人因子)はあっても、学校の学費が高額で家が貧乏なため学費がはらえない(環境因子)とすると、同じ学力があったとしても周りの経済状況や親の協力(経済環境・人的環境)の有無によって学校にいけるかいけないかが左右されてしまう、といったとらえ方でいいと思います。 もうひとつ例をあげると、病院を退院して家に帰りたいが、介護が必要なとき、Aさん、Bさんは同じADLとしたとき、Aさんの家は介護者がいて介護に協力的だがBさんの家は介護者がいないといった環境に差がみられたときに、一方は家庭復帰できるが、一方は家庭復帰困難になってしまうということです。 しかし、疾病による障害の把握・予後といったところを考えていく場合はICIDHの考えにもとづき考察していく必要があります。

    なるほど:2

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