航空自衛隊の整備士について

Question

航空自衛隊の整備士についてぶっちゃけどのくらいの成績を取っていれば整備士になれるのでしょうか？
それと、整備士になるためには大変なのですか？
普通高校に通っている学生なのですが、進路はどうすればいいですか？
（防衛大に行く気はないです。）何の大学にいけばいいのでしょうか？
それとも高校卒業してから大学いかずに自衛隊に入れば良いのでしょうか？
また、高卒で自衛隊入るのは難しいことですよね・・・
実際に航空自衛隊の整備関係に就かれている方のお話を、ぜひともお伺いしたいと思っています。
ご多忙中とは思いますが、何卒回答を宜しくお願い致します。

補足

なるほど。
それで「教育隊」や、「術科学校」だったり、
に入るためにはものすごい学習をしなければならないのでしょうか？
かなり頭がよくないと入れないのでしょうか偏差値はどのくらいあればいいのでしょうか？
国公立の大学よりも難しいですよね？
どんな試験が行われるのでしょうか？（体力にそれほどの自信がありません・・・）
面倒かと思いますが、何卒ご回答よろしくお願いいたします。

Answer 1

はじめまして、元航空自衛官です。
整備士にも色々ありますが、
航空機整備でお話しします。
航空機整備にも、色々あり、
航空機整備員・エンジン整備員・電器・計器・油圧・工作・救命装備等なりますが、全ての職種は、適性によって決められます。
また、各職種共通ですが、術科学校に必ず入校し、職種の勉強をしますので、普通高校出ても問題ありません。
補足ですが、航空機整備員も二種類あり、整備隊と検査隊。
整備隊は、主に機体の誘導・離着陸前後の機体点検・機体の格納庫からの出し入れ。
この為、整備隊の若い隊員は、朝早くに起き(５時頃に)職場に入り色々準備します。
また、検査隊は、機体の詳細に点検を行います。
余談ですが、自衛官は、残業手当がありませんし、夜間飛行訓練が、あれば、夜おそくなります。
また、戦闘部隊(航空総隊) は、24時間体制ですので、交代制ですが、夜勤もありますよ。
長々と説明すいませんでした。

Answer 2

整備士とは、航空機整備のことかと思いますので・・・。
自衛隊に入隊すると、自衛官としての基本的な訓練を受けながら、個人ごとの職種（特技）を決めるために適性検査などが行われます。
この適性検査は、クレペリンなどのようなものから、身体検査、語学関係の試験などがあります。
これらの結果から、職種を決めていきます。

当然ですが、本人の希望も問われるのですが、そのほかにも重視されるものがあります。
それは、所有している資格免許です。
最近は、飛行機の整備などを教える専門学校があり、そこで航空機整備の資格を取得している人も少なくありません。
そういう人たちは、適性検査で著しく不適判定が出ない限り、希望すればその職種に就くことになります。

結論を言うと、航空専門学校で航空機整備の資格を取得してから入隊すると、非常に有利になる言えます。
もちろん、全く無資格でも航空機整備の職種になることも出来ますが、それは運に任せることになります。
また、学生時代の成績は全く無関係ですし、教育隊の訓練も落ちこぼれない限り大丈夫です。

「航空専門学校」で検索すると多くの学校が出てきますよ。

補足
教育隊や、術科学校は自衛官としての養成の一環なので偏差値などは関係ありません。
入隊（採用）試験に合格すれば良いだけです。
入隊試験も、平均的な高校卒業程度ですから、大学などの入試とは比較にならないくらい簡単です。
ただ、面接や健康面なども重要視されるのでそのあたりに気をつけるのが良いでしょう。

Answer 3

海上自衛官です。海上自衛隊も固定翼のＰ３Ｃや回転翼のＳＨ－６０Ｋなど運用していて整備要員が全国各地の航空部隊で働いています。参考してください。

海上自衛隊では民間航空機のように航空整備士は搭乗しません。なぜなら作戦遂行のための人員を乗せるので精いっぱいです。

整備部門はすべて陸上です。また、整備に関しても機体、エンジン、搭載電子機器、搭載武器などの専門が多種に別れて民間航空会社のそれとは大きく異なります。その点を留意してください。

航空自衛隊も大差ないと思います。

次に普通高校でも何ら支障はありません、適性と希望にもとづき、専門教育を受けて整備部門に配置されて働きながら技術を習得することになります。また、逆に防衛大に進めば管理者になるので自ら、整備の実務に携わることはありません。