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手話通訳士について

手話通訳士について手話通訳士ですが、実際に資格を取った方にお尋ねしたいのですが。 試験勉強はどんなことをされましたか? 資格を取ってから、実際に手話通訳士として仕事をされていますか? 手話通訳士の資格を取ったら、必ず手話通訳の仕事をしなければならないのでしょうか? 通訳ができる・・というのはどういうレベルを求められるのでしょうか? よく役場におられる手話通訳士さんレベルでしょうか? 難しい言葉の通訳ができるほど<例えば政治とか、歴史、法律関係の手話ができないといけないのでしょうか?> よろしくお願いします。

補足

詳しく教えてくださり、本当に有難うございます。大変よく理解できました。 私は家族や友人に聾者が多いので通訳は小さい時から、そして今もしてます。 自分の通訳が求めらている通訳レベルとどのくらい違いがあるのでしょうか。確かに日常会話や病院での通訳、お店や市役所での通訳だけなのですが・・ テレビのニュース手話を見ると高度なので難しいと思います。 テレビのニュース手話くらいのテクニックが求められますか?

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    【受験勉強(平成7年ごろのことです)】 筆記については過去問を中心に、全通研の支部が開催する講座に参加しました。 実技についても支部の講座に参加するくらいしか『場』がありませんでした。 普段の通訳活動やサークル活動、日常生活で得る知識や情報全てが試験対策でした。 特に福祉分野の知識は必須でしたが、ちょうど介護福祉士をとった頃だったので助かりました。 【合格後】 手話通訳士としての現場は司法や選挙関連ですが、私は本職があるのでなかなか通訳を優先にはできていないのが実情です。 本職を持ちながら・・・というのは厳しいです。 また、通訳以外に通訳者の養成講座を担当する機会も出てきます。 自分の健康管理をしないと、病気になってしまいます。私も自分を過信していて、結局『頸肩腕障害』と診断され、2年ほど活動をお休みしました。今年、復帰したところです。 資格を取ったら必ず通訳を・・・というご質問ですが、通訳する気がないなら資格を取る必要もないでしょうに・・・というのが正直なところです。 万年通訳者が足りない現状で、ひとりでも通訳者や通訳士が増えることを聞こえない人や通訳仲間は強く願っています。 受かったけど、あの人は通訳する気ないんだって・・・という存在は、正直腹立たしいものでもあったりします。 通訳者の平均年齢はどんどん上がっていて、40代の私が未だに『若手』というのは異常ですが、この不景気の中、職業として成り立たない領域なので若い人のモチベーションがあがらないのも分かる気がしています。 【通訳ができるということ】 会話は、自分の気持ちや考えを自分のペースで伝えればいいですし、相手の言いたいことも手話で理解ができれば日本語に変換する必要がありません。『労力』は発生しないということです。 が、通訳は他人の気持ちや意見を理解し『言語変換』するという『労力』と『技術』が必要です。 手話通訳者の養成講座で確認する通訳手順ですが『①話を聞く(見る)②内容を理解する③内容を記憶する④通訳すべき言語に変換する⑤表現する』という基本の流れがあります。通訳は、この①~⑤を順に繰り返すのではなく同時進行しなければなりません。 難しい専門用語は必要にかられたら覚えることは可能です。通訳依頼がきた時点で、自分には無理だと思う分野は断る、ということもできます。 が、①~⑤はどの現場でもやらなければなりません。 そして、日本語に堪能であることが原則になります。読み取り場面であれば、対象に応じた日本語が使い分けられる技術が必要になります。聞き取り場面では話し手の発する日本語の意味を理解しなければ手話に変換できません。 書き出したらきりがないですね。 各都道府県で行われている『手話通訳者養成講座』に参加すればこれらのことが学べます。2年~3年かけて『基本』『応用』『実践』という課程を完了し『全国統一試験』という通訳者になるための試験を受けることになります。 都道府県にある聴覚障害者協会や情報提供施設で問い合わせると分かると思います。たいてい今頃が募集時期ではないかと思います。(途中からの参加はできません) 【補足について】 通訳をしている・・・とのことですが、地域の認定試験をご存知ないという状況から察すると、登録通訳者ではないということですか? 全国的に登録通訳者は地元の認定試験や全国統一試験、手話通訳士の資格を持った者を要件としています。 質問者様が通訳をしている対象は身内だけでしょうか?知人の範囲まで広がっているのでしょうか。 公的な制度としての手話通訳者派遣を確立しようとしている立場から見ると、それは喜ばしくない行為になります。 通訳レベルのことをしきりに気にされていますが、それ以上に求められるのは『職業倫理』です。 少なくとも私の周辺の関係者が通訳者に求めているのは、単に通訳のレベルだけではなく、職業としての倫理を遵守できる通訳者です。(手話通訳士の倫理綱領もありますので検索してみてください。) これについて語り出すと長くなるので、今回は控えます。 テレビのニュースは官庁からのリアルタイムのものはかなり高度なレベルと経験が必要です。 原稿のあるニュースについても、かなり打ち合わせをしているそうですが、経験の少ない人には通常ニュースの依頼は来ません。 ちなみに、東京都の都認定試験は通訳士が多数落ちているそうです。(私は東京都民ではありません。) 地域によっては新人通訳者には必ず先輩通訳者を同行させるところもあるそうです。 試験に合格したからといって、通訳者として一人前というわけではありません。私も言われましたが「試験に受かってお前はやっと卵になった」ということです。

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