今、高校３年生で就職に向けて 「高校で頑張った事」「長所・短所」などを 考えています。 なかなか考えることがで…

Question

今、高校３年生で就職に向けて
「高校で頑張った事」「長所・短所」などを
考えています。

なかなか考えることができず
アドバイスをいただきたいと思い
質問させてください。高校で頑張った事ついて
高校は部活をやっていませんでした。
ので、PRする部分がなく困っています。

自分は、資格取得とアルバイトについて書こうと考えています。
アルバイトは、飲食店の接客を経験しました。
資格取得は、情報科なので
ワープロ検定２級、処理検定３級 を取得しました。
６月には、簿記検定３級、７月にはワープロ検定１級に
挑みます(#^.^#)！

また、行事に積極的に取り組み
１年生の時は、演劇、創作ダンス
２年生の時は、屋台
もしました！

性格は、明るく前向きなところを
PRしたいのですが
どうやって書けばよいのかわかりません(-_-;)
短所は、マイペースな所です。

どうやって構成していけば
良いのでしょか？
教えてください<m(_ _)m>

Answer 1

頑張った事はなかなか多く、述べられる事はたくさんありそうです。

＝ ＝ ＝
まず、何を述べれば良いのか、おさらいしてみる事にしましょう。

述べるべきは、「あなたが今どんな人か」です。
18年間で何を学び、どんな事を知り、何を想い、希望に描いているか、
人間としてのあなたの事です。

あなたが社会人として「どんな事が出来るか」は、まだ判りません。
高校生では具体的に、それはあまり問われません。
むしろ、どんな事が上手くできそうか、どんな事が出来る様になりたいのか、
あなたの未来の可能性を、知りたいのです。

つまり今どんな人で、近い将来にどんな人になるのか、述べる事です。

＝ ＝ ＝
次に、何をまとめるかを考えてみましょう。

高校生でやった事を見つめれば、得意や不得意だったこと、好きだった事、嫌に思った事など、あなたには判るでしょう。【述べるべきポイント】としてたくさん書き出して見て下さい。そうした「個性」が、長所短所をまとめる材料です。

あなたの性格としての「明るく前向きなところ」は、
自分の長所や短所を【どう感じどう考えたかかで表現】するものです。

しかしそれは就職面接ですから、あくまで【業務に関係のある事として述べる】のが大事です。同じ人間関係でも、「友達付き合いを大事にしたい」などプライベートな視点から述べるのは的外れですから、客観的に見て述べ方がおかしく無いかどうかは大切です。

＝ ＝ ＝
ざっくりですが、あなたの言葉を元に、具体的に見ていきましょう。

高校で頑張った事ついて

―高校は部活をやっていませんでした。
・部活をやらなかった、は「やった事」のひとつ。ポイントです。
PRする部分ではありませんが、理由を尋ねられるかもしれません。
簡単にでも考えを述べられる様にしておくと良いでしょう。

―アルバイトは、飲食店の接客を経験しました。
・人にきちんと接した、公の場に立った経験が在るというのは大きな強みです。
・飲食業にも色々ありますが、そこで学んだ事、上手くできた、出来なかった事がポイントです。

―情報系の資格を持っている
・と言う事は、パソコン上手く使えるという事です。資格としてただ能力を持っているというだけでなく、業務の実際でパソコンがどんな使われ方をしているのか具体的に知っておきましょう。そうすれば、自分が出来る事の意味が見えてきますから、長所や未来展望へのポイントとして理解できます。
・パソコンの基本に加え、近年の新しい情報技術の利用実態や展開などを高校生として知っている事は強みです。私達のような若い頃に携帯電話が無かった世代には、あなたがたの世代がどの様に情報端末を扱っているかはチンプンカンプンなのです（笑）

―演劇、創作ダンス、屋台もしました！
・演劇や創作ダンスは、【自己紹介としての個性】を述べるには良いPRです。プライベート的ですが「あなたがどんな人か」を簡潔に伝えるのに役立つポイントです。業務の意味では、なぜそれが好きか、やりたいと思ったか、がPRを探せるポイントです。
・屋台はバイトと似ています。述べるなら、どう違いを感じたか、が大事なポイントです。頑張った事なら、日常のちょっとした事でも他の頑張った事に関連させる事で、色々意味が述べられる筈です。

―短所は、マイペースな所です。
・マイペースは「個性」です。長所であり短所ですから、そう考えて見ると良いでしょう。
・同様に「部活をしなかった」のも「個性」です。良し悪しがあったと考えると良いでしょう。

＝ ＝ ＝
こうしてまとめたあなたの「個性＝長所短所」から、全体を構成していきましょう。

『自己紹介』（長所短所について）
１．私には、～の様な「個性＝長所短所」があります。
―「自分の過去の客観的観察」から、自分を説明します。
２．私はそれを～の様に感じ、考えています。
―性格や、考え方の表現として、「自分の現在の主観」を述べます。
３．将来的には、それを生かし（自分の特徴＝『個性』として）～の様にしていきたい、業務や社会に役立てたい、など。
―長所は伸ばし、短所は克服する方向です。「自分の未来への展望」を述べる。

【あなたの近い過去・現在・近い未来】を述べる事。
それは、その先に続いて行くあなたの素敵な姿を、映しています。

４．最後に、言いたい事を「自分の言葉」で述べるのが大切です。
言葉で伝える」は基本ですが、普段なかなか話さない様な事です。
自然に言葉に出来る様、きちんと言葉を自分に馴染ませておきましょう。

長くなりましたが、就職活動がんばってくださいね。