薬剤師を目指している 高校三年生です！ 薬剤師の勉強は どのくらい難しいんですか？

Question

薬剤師を目指している
高校三年生です！

薬剤師の勉強は
どのくらい難しいんですか？

Answer 1

国公立大学薬学部の学生だと、薬剤師国家試験は大して難しいものではなく、定期試験レベルに留まります。

私立大学薬学部の学生だと、薬剤師国家試験受験資格を得るための卒業までの道のりが険しく、6年間を通じた留年・退学率は中堅大学で2～3割が普通であり、酷いところだと7割以上にも達します。

参考までに…

平成24年薬剤師国家試験の結果より
11,950人：平成18年薬学部6年制学科入学生（6年制となり初の入学者，国公立と私立の合計）
9,388人：上記のうち薬学共用試験に合格した者（＝5年生に進級できた者）
8,583人：上記のうち薬剤師国家試験を受験した者（＝薬学部を留年・中退せず6年間で卒業できた者）
8,182人：上記のうち薬剤師国家試験に合格した者

と、いうことは…
薬学部6年制学科入学
↓
78.56%が4年後に5年生へ進級（＝21.44%が留年か中退）
↓
71.82%が6年後に卒業（＝28.18%が留年か中退）
↓
68.47%が薬剤師国家試験に合格

6年間で薬剤師になれるのは、約2/3だけです。
（各大学が発表している「薬剤師合格率」は、受験した者に対する合格した者の割合であり約95%と高い数値になりますが、当然ながら留年や中退などの実態を表さない、見かけ上の数字です。）
この数字には留年や中退の少ない国公立大学が含まれていますから、私立大学だけでみると薬剤師になれる割合は、この値よりさらに少なくなります。

これは薬剤師国家試験が難しいのではなく、私立大学薬学部6年制学科があまりにも学力の低い学生を入学させているからです。
薬剤師になりたいけれど学力が低い学生は、私立大学薬学部6年制学科であれば容易に合格することができます。
しかも、留年率は先述のとおり極めて高いですから、学費も規定の6年分より多く（留年1回で約200万円）支払うことになります。
現状では、私立大学薬学部6年制学科は学生の学力がいくら低くても、合格させて入学させればそれだけで収入が増加することとなります。
学力が低いけれど薬剤師になりたい学生は、とてもよいカモなのです。

Answer 2

※飽くまで個人意見です。
どのくらいって言われても自分の気持ち次第でしょう。
誰かに聞くより自分で勉強してみては？(資料などを集めたり)
ちなみに国家試験なんで簡単ではないでしょう。