薬剤師は供給過剰であり、24歳の新卒薬剤師がいくらでも採用できる状況にあります。 30代で薬剤師を目指すとすれば、実際に薬剤師免許を手にするのは36~45歳です。 一般的に医療職の給与体系では、経験年数として他の職種での経歴は認められません。 よって、新卒薬剤師であれば年齢を問わず給与は同じです。 ならば採用するにあたり、問題が無いように思えますが… 組織を運営する側にとり、新人を採用するということは将来の中核を担う人物を採用するということでもあるのです。 すなわち、24歳で採用した新人が20年後、44歳の中堅として組織の中核となることを期待して、採用するのです。 もし、36~45歳の新人を採用したとしたら、20年後は定年です… 多額の費用をかけて人材育成をしても、すべて無駄となります。 そのような36~45歳の新人を採用するという無駄な行為は、通常の感覚を持ち合わせている人事担当者ならば行うことはありません。 ドラッグストアなどでの薄給のパートでも、24歳の新卒薬剤師が余っている状況では、積極的に採用することは無いでしょう。 平成24年の薬剤師国家試験は6年制となり初回だったので、各私立大学薬学部は見かけ上の国家試験合格率をあげるため卒業者を大幅に抑制した結果、平成24年の薬剤師国家試験合格者数は4年制最後の薬剤師国家試験合格者数より相当減少しました。 しかし、今後は卒業者を留年という形で抑制した反動により、卒業者が大幅に増加する見込みです。 新卒薬剤師の数はさらに増加するため、36~45歳である新卒薬剤師の就職は現状より厳しくなるでしょう。
若い人が十分いるから雇われないんだと思いますよ。 働いてて、30代の人が新卒で入ってきたとか身近で聞いた事も無いです。
薬剤師だけに限りませんが、 高年齢の新人は指導し難いため病院や薬局で採用されないからです。
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