解決済み
福祉系の公務員について今福祉系の大学で学んでいる大学1年生です。 将来は福祉系の公務員(高齢福祉課など)市役所勤めにつきたいと思っています。 うちの大学で取得できる資格が社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の三つの資格なんですが、どの資格を持っていると公務員の就職に有利ですか? またそれぞれの自治体によって違うと思いますが、採用試験の難易度はどれくらいですか? 最後に福祉系の公務員には市役所勤め以外にどういった種類がありますか? 例を挙げていただくとわかりやすいです。
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まず、市町村の高齢福祉課の専門職として採用される道は、かなりハードルが高いでしょう。 市町村も毎年求人をするわけではないですし、仮に求人を出してもよほど大きな市でなければ、採用枠は1名ということが殆どです(6年前であれば地域包括支援センターで割と採用枠があったのですが…)。 あなたが、一流の福祉系大学であればなんとか可能性(あなたの間違いのない人間性に加えて、成績が上位クラスであれば)があると思いますが、二流ではかなり難しい(人間性に加えて成績トップクラスであっても)でしょうし、三流であれば無理ですね。 まあ、よほどのコネがあれば別ですが…。 但し、最近は役所に入るためのコネもなかなか効かないですし、議員さんたちも余程の見返り(お金ではありませんよ…多数の票に繋がったり、あなたの親によほどお世話になったとか)がない限り、口添えはしてもらえませんよ。 それでも、高齢福祉課へ行くにはどの資格が有利かと聞かれれば「社会福祉士」でしょう。福祉の専門職がする高齢福祉課の仕事といえばケースワーカーです。 ケースワーカーに求められる資格は社会福祉士だからです。 まれに、保健センターに精神保健福祉士が配置されている市町村もありますから、一概には言い切れません。 単位の取り方で社会福祉士と精神保健福祉士の両方の受験資格が得られる大学が多いので、両方持っているに越したことはありません。 最後の質問についてですが、福祉系の公務員で需要があるのは、公立の老人ホーム(特養・養護等)や障害児・障害者施設、病院、老健、地域包括支援センターなどですね。 老人ホームや障害児・障害者施設、老健等を目指すのであれば、社会福祉士と介護福祉士の両方を持っているほうがよいでしょう。 なぜならば、採用時は介護職員(介護福祉士が必要)で何年か現場で働き、その後相談員(社会福祉士があったほうが有利)へというルートが考えられるからです。 逆に、病院や地域包括支援センターを目指すのであれば介護福祉士は、まず必要ないでしょう。 最後に、施設や病院は最近な流れとして、指定管理に移行する傾向が強く、社会福祉法人や医療法人、企業等が施設運営を任せる市町村が増えています。 公務員という肩書や安定性を求められる方には厳しい将来が待っているかもしれませんよ。 まだ1年生とのことですので、3年生になったらまた質問しましょう。何せ、福祉の業界は法律が変わるたびに状況が一変することがありますから・・・。
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