音楽隊という言葉から誤解されている可能性もあるので少し補足させていただくと、 各都道府県警等の消防・警察等の音楽隊は「音楽」が本職ではありません。 あくまで本職のサブとした特技として扱われます。 しかし、自衛隊の音楽隊のみは別です。 自衛隊の音楽隊の本職は「音楽演奏」であり、サブが自衛官といったイメージです。 その為、本職としての最低限スキルとして音芸大卒業資格が求められます。 給与体系としては公務員扱いですのでとても良いです。 よって音芸大卒の方々で安定収入の就職先としては、とてつもない人気があります。 逆に言うととても狭き門であり、一般の企業と違い「毎年新卒採用」する必要はないので 「欠員」が発生した場合のみの募集となるでしょう。 この仕組みはプロのオーケストラ等と同じです。 学力は自衛官採用の軸では無茶に要求されないでしょうが、 音芸大の入試の際に、ハイクラスの学校に入試合格を目指す為には 相当高いものを要求されるかと思います。 例えば・・・ ・東京芸術大学 ・京都市立芸術大学 ・大阪教育大学特設音楽課程 ・・・等は国公立ですのでセンター試験で相応の点数を稼がないと 実技が良くても足キリにあいます。 また上記に上げたようなハイクラスの音芸大を卒業したとしても 先述したとおり、自衛隊の音楽隊に就職できるとは限りません。 現代は音芸大出身の音楽奏者など巷に溢れています。 夢を大きく持つ事はよいですが、ご両親など友相談の上、 叶わぬ夢かどうかといった判断はお早めにされたほうが良いかと存じます。 ちなみに都道府県警の消防・警察音楽隊だとしても、地方公務員試験に合格する学力は必要です。
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補足しておきます。 数年前まで、私は呉教育債に勤務していました。 呉音楽隊も近くにあります。 海上自衛隊は、年に数回、数日間の自隊警備訓練があります。 これには音楽隊の隊員も参加します。 入隊時の新隊員としての教育は、他の自衛官と一緒に実施されます。 職種が"音楽隊"になるまでは、一般と同じ訓練となるでしょう。 音楽隊勤務となれば、年に数回の大きな訓練は参加しますが、 音楽業務9割、自衛官の仕事1割程度にはなるのでは?と思います。 イベントの演奏業務は土日にあるので、土日出勤は多くなると思いますよ。 そこそこの才能があり、音楽隊配置になれたら、 いいかもな?、羨ましいなぁと思ったことは良くあります。
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な~ぁるほどーーぉ・・・・正直申し上げますが・・・・海上自衛隊に限らず陸上・海上・航空の3自衛隊の音楽科部隊の入隊は大変狭き門で大変難しいです。空席が発生しないと入れないからです。またその空席の専門楽器にのみ募集しますので、自分の楽器と合うかでまた受験が変わります。 海上自衛隊の正規の音楽隊としては青森県にある大湊音楽隊、神奈川県にある横須賀音楽隊、広島県にある呉音楽隊、長崎県にある佐世保音楽隊、海上幕僚監部など中央を担当している東京都世田谷にある東京音楽隊です。しかし、極まれに直接東京音楽隊に入る人もいますが原則は上記の各音楽隊から選抜されないと東京音楽隊へは入れません。 音楽隊の入隊希望者は毎年大多数いるのが現状です。また採用枠が各音楽隊合わせて2名程度です。受験者の30%が音大在学生、残りが大学・高校の吹奏楽部所属の学生ですが、殆どが何かしらのコンクールに入賞者です。だから一般教養などの学科試験が一定の点数をとっても、自衛隊採用試験の1、2週間前に事前に音楽隊の楽器実技選考があります。それ相当の高成績を出さないと厳しいです。(音楽隊の楽器実技選考の成績は発表されません) 今から楽器の練習に励んで頑張って下さいね!!
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