火葬場で集骨の時、棺に使われていた金属(釘や丁番・棺の角に付いていた装飾など)を磁石の様なもので取り除いていましたが、迷…

Question

火葬場で集骨の時、棺に使われていた金属(釘や丁番・棺の角に付いていた装飾など)を磁石の様なもので取り除いていましたが、迷わず手際良く行っていましたが、棺の種類によって何個、釘など金属が使われていたかは熟知しているのですか？また、火葬炉は稼働中に大地震がきたらバーナーを緊急停止し炎を即時、消す事はできるのですか？宜しくお願いします。

補足

回答ありがとうございます。添付して頂いたコロの付いた台を設置し棺を炉に入れる際は、｢先端の一部が炉扉の内側｣にも入るのですか？また、新式炉の温度を最大にした時、バーナーから｢白い炎｣が出ると、お聞きしましたが、それは一般の物に例えると、何に近い勢いの炎ですか？ 宜しくお願いします。

Answer 1

拝啓大変良い御質問を頂戴致しました 先ず「棺装飾器具」殆ど金色ですよね 昔は真鍮などの金属にて確かに燃え残りとして爾後「強力磁石」にて吸引していました 然し最近の棺装飾品(角部の金等)は実は「プラスチック」なのですそれをメッキ加工しているのです ですから簡単に気化してしまいます また棺材(内部シーツ等の着装釘等)は金属です また最近は殆ど使用されませんがお別れの際の「釘」も当然金属です ですから以前同様焼け残ります またその釘自体も「金メッキ」してあり「金鎚」も金メッキにて紫の房が付いているとの豪華さです これは最後の別れの御遺族が最初「石」で頭部の釘を各自一打ちしますが残りの釘(平均8箇所は葬儀社が大工さんが使用の一般金鎚で打っていたのが「不謹慎で胸張り裂ける・・」云々とのクレーム在ったのです ですから緩和策として「金メッキ」の金鎚、釘がヒット(不謹慎ですが・・)したのです それも現在では釘打ち儀式自体が殆どありません 当然豪華な柩ほど金属部位多く使用されています 余談ですが「組み立て式」のダンボール柩あり葬儀社の不手際から底抜寸前の危ない場面もありました 然し既報通り豪華棺、一般棺無関係にアット言う間の焼却時間です
あと「大震災」の件ですが震災に限らず「緊急停止」装置は公営、民間問わずありますが殆ど作動の前例ありません これは御遺体の「生焼け」は大きな冒涜とからの心情からです 然し以前は「地震予知警報発令時は火葬執行中断・・」との張り紙掲示しておりました 明日一周忌での東北大震災ですが当日都区内での火葬中止等は一件も報告されておりません 爾後の東北御遺族依頼の御火葬奉仕で公営、民間共々超全稼動での記憶あります 震災方々御冥福改めて祈念させて頂きます ちなみに公営の場合「黙祷」は可能ですが特定の宗教儀礼は出来ません(搬送依頼の自衛隊の方々も敬礼だけでしょう)民間は独自の儀式設定してる斎場はあります ご参考方々 画像は前回の「金庫式」炉の場合の「棺受台」です 下部がアーチ状のもありましたが・・ 敬具拝啓追伸にて・・先ず炎の件ですがマッチでもそうですが低温部分は赤色系統ですね、やがて黄色くなってきます バーナー炎も同様にて順次温度上昇させていきます 最高温度1000度超えると太陽光線の如く「白熱化」に見えます 当然「防護眼鏡」着装しています そうでないと炎しか確認出来ません ちょうど日食を黒い下敷きで見たことおありでしょう 最高白熱温度超えると金属まで溶解し始めます そして一度順次に低温化させて炉内の難燃部を確認するのです 白熱化にて殆ど焼却可能ですが不思議と分厚い辞書とかアルバムなんかが「形のまま」灰化してるのです・・あと受け台の件ですが当然ロストル付近の煉瓦部位に先端を載せる(接続)のです ですから先端のステンレス部分は茶色に焼け焦げています その受け台上部に棺が滑って行くのです 受け台外さない限り閉扉は出来ません 以前火葬輻輳にて受け台不足(同時間集中)したのです その場合葬儀社の手も借りて職員数名にて棺先端しっかり抱えて入炉しました・・冷や汗ものでした 落下でもさせたら大問題です そういう便利な「受け台」なのですが最近はあまりみかけませんが・・あと前記の小型棺搬送台、棺の重心は十分考慮したのですが御遺族様が号泣され棺に泣き伏せたのです 傾きましたのでこれも冷や汗ものでした・・火葬場は炉裏は灼熱で炉前は「冷や汗」のかなり精神労働なのです 友引明けの日などは集中すると御遺族集合前に焼骨を「拾骨室」に職員で搬送する場合もあります これは喪主の許可頂きますが・・そうしないと続々と霊柩車が行列するのです ご参考方々 敬具