解決済み
火葬技師(火夫)の仕事に就くいてから熟練するまでは具体的に、どの様な課程の作業をして覚えていくのですか?また、斎場を兼ねている火葬場で働いている人は、炉に関係のない部署でも火葬中の炉内を研修の一環として見る行程もあるのですか? 新人が火葬作業の研修で実際に使う(炉に入れ燃やす)棺も、あるのですか?
集骨の時「これが喉仏で、これは、ちょうど耳の後ろの硬い骨です…この辺りは病気だった様ですね…」みたいに説明してくれますが焼骨を掻き分け、瞬時に説明する骨を見つける練習もレプリカでは無く、いきなり本番なのですか?また棺も、実際に「それではお別れです…皆様、手を合わせて…」みたいに本物の棺を炉に入れるまでも練習し、その棺にも点火してしまうのですか?差し支えない範囲で教えて下さい。宜しくお願いします。
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拝見させて頂きました 先ず火葬技師と言うのはその名が示すとおり「技術職」なのです ですから誰でも出来るというものではありません 実際最新の炉では「ボタン一つで・・」とか触れ込みですが御遺体、副葬品は千差万別で最後はやはり(人的職人芸」が必要なのです さて御質問の件ですが先ず「火葬作業手引き」との資料ありますが飽くまでも教科書なのです ですから「実務」が大事基本なのです 最初は先ず「焼骨」となられた場面から見せてそれから逆算とでも言うのでしょうか・・・マンツーマンで手取り足取り教示させてゆきます デレッキ一つにしても先端が鋭い、ヘラ状とかの細かい差異があるのです ですからそのつど、そのつど「体験」しないとダメなのです やはりどの職業も一人前になるには最低5年でしょうか・・特に火葬作業はそれまで耐えられず辞職してゆくかたも多いのです あと火葬場でも斎場(式場、待合)職員その他事務吏員居るのですが一応通り一遍の知識は教えますが実務は殆どしません ただ案内職員が「骨あげ台車」等の移動くらいは当然します あと実務は全て「御遺体」で「レプリカ」は在りません 柩も然りです ただ御遺体巨人等で柩調達不可の場合等は「ベニヤ板」みたいなボードとシーツは予備品あります 殆ど使いませんが・・作業に慣れたころの油断が恐いのです 実際油断から爆発やけど(公務障害)とか・・あと焼きすぎ灰化(訓告以上の処分)また不謹慎な言動、制服の不着用(炉前)も注意処分です 民間経営でも同様でしょう 厳格さが要求されるのです 民間斎場で複数稼動(都区内等)会社の場合転勤も当然あります 公営の場合は出向はありますが採用が「技術職一種」とかなので他の部署へは殆ど行きません たまに希望で水道局、交通局等から来る方はどの自治体でもいるようです ご参考にして頂きたく思います 敬具 拝啓補則回答のけんですがご参考にして頂ければと存じます 先ず既報のように「レプリカ」は一切在りません 新人は焼骨の部位判断は殆ど出来ません それを先輩技師の作法を教示されて次第に理解可能となってくるのです 原則的には御遺骨は写真撮影不可能です ですから先輩の作法を「盗み聞き」して覚えるのです 最後の別れの作法も同様ですが失敗ご法度なのでいずれの場合でも後輩(見習い)技師は先輩の後方に控えていますが制服は同様ですので御遺族は区別できません 言動に関しては「待合職員」も厳しく研修させられます 一例では火葬終了の場合必ず「焼き終わりました」との案内です 間違っても「焼き上がり・・」とは絶対言いません ですから若い職員にはかなりの負担ではあります 通称「喉仏」も一般では喉だと考えてるようですが実際は「第二頚椎」との頚の部位なのです 欠けてしまう場合もありますが・・ご参考になられたでしょうか? 敬具 余談ですがマンツーマンの先輩には勤務の一環としての「入浴」ありますが必ず背中流したり・洗ったり・これはどの社会でも当然ですよね・・
なるほど:9
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