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裁判所の採用試験について教えてください!

裁判所の採用試験について教えてください!総合職試験の人間科学区分を受験しようと考えています。 私は現在、大学(24年度卒)で社会福祉を専攻していて、法律分野の知識は薄いのですが、この場合、どの試験区分で受けるのが一般的なのでしょうか?

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回答(1件)

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    この人間科学区分というのは特殊な区分であるので注意してください。 この区分は、家庭裁判所調査官へのルートであり、他の総合職(法律・経済区分)および一般職が従事する職務と明確に異なります。 ですから、人間科学区分とその他の区分とは、別種の公務員試験と考えた方がよいでしょう。 なお、家庭裁判所調査官が、家庭裁判所において離婚案件や少年事件等の家庭事件についての調査・把握等を任務とするのに対し、総合職(法律・経済区分)および一般職各試験がその後に就く職というのは、いわゆる裁判所事務官であり、裁判事務や司法行政事務に従事します。 つまりは、 総合職(院卒者試験および大卒程度試験)・人間科学区分⇒家庭裁判所調査官 それ以外⇒裁判所事務官 ということになります。 なお、これまでの裁判所職員試験の傾向について若干述べておきます。 来年度から試験制度が再編されるということで、これからの傾向というのはまだ未知数なところがありますが、今年度までの試験傾向を参考とすると、以上で述べた裁判所事務官へのルートをとる受験生が多々います(正確には、裁判所事務官2種試験を受験する者が多くいます)。 すなわち、裁判所事務官一次試験と家庭裁判所調査官一次試験というのは同日に行われ、したがって、受験生としてはどちらかを選ばねばならず、結果として、裁判所事務官へのルートを選ぶ受験生が多くいました。 その理由としては、裁判所事務官2種試験の内容が大卒程度者にとって比較的簡易であること(あくまでも比較として)、家庭裁判所調査官試験が法学だけでなく他の分野の知識が必須であること、家庭裁判所調査官試験の試験内容が多岐に渡ること、家庭裁判所調査官試験を受ける者は専願者が多く、したがってレベルが相対的に高くなり、合格率が低いこともあり、難易度が高いこと、などが挙げられます。 また、質問者さんは社会福祉学を専攻しているとのことですが、これを活かすのなら、家庭裁判所調査官へのルートでしょう。 というより、裁判所事務官へのルートの場合、残念ながら社会福祉学についての専門知識を生かす試験がありません(もしかしたら、基礎能力試験や論文試験でその手の課題が出るかもしれませんが、その確率はまさに賭けでしょう)。 ですから、受験するのなら、家庭裁判所調査官ルートであり、人間科学区分ということになります(この区分ですと、専門試験で法律学を選択しなくても済みます(参照:http://www.courts.go.jp/saiyo/qa/boshu_6.html)。 おそらくは、受験されるとすれば、総合職試験人間科学区分の大卒程度試験を受験されると思いますが、その試験内容は以下のようになっています。 http://www.courts.go.jp/saiyo/siken/siken_d.html 以上の試験内容を見るかぎり、一次試験の専門試験は社会福祉学のみでよく、二次試験の専門試験では、おそらくは社会福祉援助技術、児童福祉論、老人福祉論のうちから2科目(ただし、児童福祉論と老人福祉論は同時に選択できない)ということになるのではないでしょうか。 そうすると、社会福祉学を専攻される質問者さんにはなかなか良い塩梅だと思われます。 もっとも、それだけでなく、基礎能力試験や個別面接試験、そして来年度から導入の政策論文試験や集団討論もある点に留意する必要があります。

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