解決済み
〜医療機器安全管理責任者の方、有識者の方に質問です。 妥協して頑張るべきか、断固拒否するべきか真剣に悩んでいます。 ■の項目を踏まえ、★の質問のアドバイスをガチで宜しくお願いします。〜↓ ↓ 私は臨床工学技士(以後CEとします)の新人です。新人と言っても現在の病院で看護師歴は十数年あります…要するに病院のお金でCEを取らせて頂いた(頑張ったのは私だが・・・)という立場です。所属は看護部で当院では初のCEです。資格を取って病院に戻ると「医療機器安全管理責任者」に任命されていました。(正式に知ったのは昨年末です!) 病院側には「CEを取っただけで何も分からないのに、そんなに大きな責任は負えない」と強く言い張ったのですが、病院側は「病院が学費を出したとか、そのために行かせた」とか言うばかりで私の意見など全く聞き入れません。ちなみに現在の業務は通常CEが行う保守点検以外に、看護師として内視鏡やOPE室勤務、外来当直まで組まれていますので、実際にCE業務に専念できるのは月に延べ時間で8日程度しかありません。そんな状況下での「任命」なのです。 これまでの医療機器安全管理責任者は医師の名前だけだったらしく具体的な機器管理体制・組織図すらありません。こんな私に組織図や管理体系をも作れと言うのです。おまけに来月は病院機能評価… 上司である看護部長に相談しても「安全対策室に相談してみて」と言うばかり。安全対策室は「そんなの名前だけでいいんだよ!何かあっても責任問題になるとかの話は無い」とか適当なことを言うだけで全くお話にならない。事○長に相談しても「まずは上司の看護部長へ相談だろ?」と言う。医○課長には「おまえ神経質?A型?」とまで言われたw。責任を負わされる割に、直属の上司すら相談にのってくれない。有り得ない! ■病院が資格を取らせたのだから当然やってもらうという考え。 ■名前だけで責任追及は無いから大丈夫という危機感の無さ。 ■何も分からない私にアドバイザー的存在がいない。 ■組織図や管理体系を自分で作れという丸投げ状態。(仮の組織図を提出したらクレームされた) ■病床数は400↑知名度あり ■私はひヒラの新人CEです ★そんな安易な考えで引き受けて良い役職なのでしょうか? ★仮に私が全く関与して無いMRIのボンベミサイルで患者さんが亡くなったり、施設課管理のCEシステム不具合で患者さんに重篤な障害が生じたとかの場合、私はどうなるのでしょうか?どんな責任を追わなくてはならないのでしょうか? ★安全対策室が言うように医療機器安全管理責任者は名前だけで責任追求は全くされないのですか? ★私は今どうするべきだと思いますか?
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医療機器安全管理責任者ではありませんが臨床工学技士です(11年目)。 当院でも残念ながら医療機器の安全管理に関してはしっかりとした組織が確立されていないのが現状です(医療機器安全管理責任者は副院長です)。 医療機器安全管理責任者については、ご存じの通り5年前の“改正医療法”に明記されております。ですからこの内容に従わず問題(事故)が発生した場合には病院側が何らかの責任を負うことになるはずです。しかし法律ですのであまり具体的な内容は書いておらず(医療機器安全管理に関しては比較的具体的に記されていると思われますが・・・)、解釈も様々で実際に問題が発生し裁判になり判決が出てみないと何とも言えないと思います。 nscenscensceさんは新人さんでいらっしゃるということなので、医療法に明記されている“医療機器安全管理責任者は、医療機器の適切な使用方法、保守点検の方法等、医療機器に関する十分な経験及び知識を有する・・・”という部分に引っかかるかと思われます。ですが文面から察すると院内にはそれに相当するような方は存在しないような感じですよね。でも病院としては誰かひとり立てなければいけないのも現実です。(医療機器安全管理料1 50点(1月に1回)の算定にも関わってくるかと思います) なぜ医療機器安全管理が法制化されたのかを考えると・・・ これまで不具合が発生すれば患者さんの生命に直結する医療機器の管理については各施設に任されていて、実際には多くの施設では医療機器の管理(保守・点検・使用者への十分な教育等)がなされていなかったのが現実だったのではないかと思います。 患者さんからしてみれば、自分に使用されている医療機器は十分に整備され操作方法を熟知した者が操作していると信じているはずです。 一般の人が操作する“自動車”でさえ『車検』や『法定点検』・『運転免許』といった法律にのっとって管理されているのに、一般の人には扱うことが困難な高度な医療機器についてはまともな管理がなされていなかったのが現実だったのです。(もちろん昔から適切な医療機器の管理がなされていた病院も存在するはずですが多くはなかったと思われます) この流れを考えると、まず病院としては何かしらアクションを起こすべきで、nscenscensceさんは唯一の臨床工学技士なのですからその先頭に立って医療機器の安全管理に取り組むべきであると考えます。初めから完璧な管理体制を構築するのは到底無理なので、できることから始めていけばいいと思います。わからないことは勉強するのです。ほかの施設でやっていることを真似てみるのも一つの手です。 実際当院では、保健所の監査などでも今のところ医療機器の安全管理に関してあまり深く追及されたことはありません。監査員もよくわかっていません(監査員は臨床工学技士ではないですから)。法律の内容にそって聞いてくるだけです。 病院機能評価があるということなのでそれを利用するのも手です。現状自分一人では何もできていないことをサーベイヤーにアピールし病院幹部に危機感をもってもらうのです。そうでもしないと組織的に動いてくれない場合が多いです。 医療安全管理部門で扱うインシデント・アクシデントは“誤薬”や“転倒”が多いですが、医療機器に関したものも多いという認識はまともな管理者であれば持っていると思います。いろいろ相談していいと思います。 ・・・と、とりとめもなく自分の思いをずらずらと書いてしまいましたが、自分一人が責任を負わなければという考えではなく、病院全体として医療機器の安全管理に対する意識を向上させることが、患者さんやその家族にとっての利益・幸せにつながるのだという認識のもとに行動するべきだと思います。ですので大変なことが多いかと思いますが医療機器安全管理責任者を引き受けるべきだと思います。でもそのためにはもっともっと勉強しなければいけないし、他部署との連携を密にし時にはぶつかり合うといった覚悟も必要になると思います。しかしそれが病院全体の向上にもなるし、自分の成長にもつながります。 長くなりましたが、ご活躍を期待しています。(回答になっていないかもしれません。すいません。)
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