保証人紹介業について

Question

保証人紹介業についてお尋ねします。
職を変わることになり、保証人が2人必要になりました。
私は身寄りがないため、2人も用意できないことは話したのですが決まりだからの一点張りで、分かりましたと証書を受け取りました。
が、周囲にそんなことを頼めそうな人は一人もおらず、どうしようもなく保証人紹介業に依頼しようと考えました。
見積もりメールを貰い、紹介2人で○万、私の免許証などのコピーを郵送するよう記載されていたため、何に使うものなのか電話して尋ねたところ、とても感じよく応対していた男性が、急に声のトーンや口調が荒くなり、つまりはお金貰ったからといって、何処の誰とも知らない相手の保証人にはなれないから、その確認の為に送ってもらうんだ、というようなことを言われました。
とてもここには頼めないと思い、早々に電話を切りましたが、疑問なのは免許証のコピーを送った後起こりえることとは一体なんだろう？ということです。
就職先には、保証人2人はお願いできませんでした、と辞退する旨連絡済みです。もうこういったところに何かのお願いをすることは絶対にないと思いますが、もし私が保証人欲しさに身分証明書を郵送などしていた場合、その後何が起こったかお分かりになる方に教えて欲しくて質問いたします。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

そこの保証会社がしっかりしたところなのかは分かりませんが、
免許証のコピーを渡すのは当たり前の事です。
それ所か、しっかりした身元保証会社ならば、免許所のコピーの他、
戸籍謄本の写しと住民票も必要となってきます。

ご質問者さんは身元保証人とは何なのかしっかりとお分りでは
無いようですし、身元保証会社がどれだけリスクを抱えて
居らっしゃるかも分からないようですので、簡単にご説明をしますと、
どのような会社か分りませんが、企業によっては特許に関係してくる
重要な仕事やプロジェクトを抱えていたり、個人情報から
莫大な金銭を取り扱っている会社もあります。
なので、そう言う会社で身元の定かではない人間を採用し、
何か犯罪でも起きたら会社の株価が大幅に下がり、倒産につながりかねない
危険があるからこそ、身元保証人をしっかり立てるのです。
例えば、ちょっと前にイギリス人のリンゼイさんが殺害された事件があるのは
ご存じですよね？犯人が逮捕されましたが、偽名を使って土建会社で働き、
その事が公になり、身元を確認しないまま働かせた会社は社会制裁を受け、
大変な目に遭いました。これがまだ、小さな会社だから良かったですが、
大手企業が同じ状態になったら、大変なことです。子会社だったら、
親会社にも迷惑がかかります。
また、身元を詐称するだけでなく、会社のお金などを持ち逃げするかも
知れません。持ち逃げされてしまったら、会社は誰に文句を言えばいいのでしょう？
そういうリスクを回避する為に「身元保証人」が必要なのです。
身内ならば、「息子のためだから」・・・など協力するのが当たり前ですが、
保証人紹介会社は縁もゆかりも無い人の保証をしなければならない訳です。
単に「お金を払えば保証人になりますよ」…という問題ではありません。
保証人になった人が会社のお金を持ち逃げしたり、会社の技術を持ち逃げする
産業スパイのような人間だったら、会社から保証会社に請求が行きます。
そのリスクを避けるためにも保証人会社だって、しっかりした人の保証以外は
行いません。その為にも貴方の免許証のコピーや場合によっては住民票などの
情報が必要なのです。免許証から金融業者のブラックリストに載っている人物か、
何か犯罪を犯している人物か・・・などを調べる事が出来ますし、
住民票から、その人の住まいが持家か、借家か…などが分かります。
また、保証人会社の多くは、更に「保険会社」に保険をかけてリスク分散を
しています。仮に貴方が3億円を持ち逃げしたとして、会社が保証人会社に
損害賠償をした場合、保証人会社は保険会社に被害を請求する事が出来ます。
その保険に加入する為にも貴方の確かな情報が必要です。

ですから、相手の言い方が変だったり、威圧的だったのかも知れませんが、
逆を言えば「その程度の事当たり前だろ。あんたの保証人になってやるって
言ってるんだよ」・・・と少しイラっとしたのかもしれません。
貴方がその内定先を辞退されるのは自由ですが、身元保証人を立てるのは
至って普通のことなので、次の内定先でも同じ事を言われる可能性が高いですよ。

保証人会社は1社だけではありません。その会社がなんか変だ・・・と思ったら
別の保証人会社とコンタクトを取られれば良いのではないですか？

自分は保証人会社を直接使った事はありませんが、フランス人の友人が
日本で働く際の不動産物件を借りる際に保証人紹介会社へお願いし、
手配をしてあげた事があります。その場合、免許証ではなく、彼のパスポートの
写しで対応しました。

Answer 2

コピーなどはDVDのレンタル会員登録でもコピーをとられますので
いつでも、どこでも転がっている情報です。

コピーを郵送するのはおかしくないと思いますが
普通は「見積書をもらったあとで、契約時には免許書のコピーが必要です」などと
なることが多いかもしれませんので、その電話は
お客様に求める順番が違いますよね。

企業側には身内がまったくいないことを戸籍謄本などで説明して
卒業した学校から推薦状を書いてもらったり、条件付の雇用で
採用してもらえないか企業側にもう一度交渉してみてはどうでしょうか。
（試用期間を３ヶ月ではなく半年にしてもらう とか
その間に人物評価をしてください とお願いするのです。）