解決済み
はじめまして。海上自衛官です。 ・仕事の特徴や内容 これは一言で表現しづらいのですが、自衛隊は日本の平和と独立を守ることを使命としており、外国の侵略に対して必要な措置をとります。また、災害などに対して、皆さんの生命や財産を保護するために活動をする、とても重要な仕事だと思います。そのために沢山の人(自衛官)が様々な仕事をしています。艦艇乗組員や、航空機の搭乗員・整備員、通信員や衛生員、調理員、経理員、などなど。 ·1日の仕事の実際例(航空基地の搭乗員) 8:00始業、国旗掲揚、国歌吹奏、皆で整列(朝礼みたいなの) 8:30~45ミーティング(今日の訓練の打ち合わせ) 訓練の準備 9:15航空機の点検(どこか壊れたりしてないか確認する) 9:40航空機乗り込み 10:00離陸 海上にでて訓練。船舶をレーダーやソナーで探したり、遭難者を想定して救助したり。 13:00着陸 13:30ちょっと遅めの昼ごはん 14:30訓練の反省会 15:30自分に割り当てられた事務仕事(PCに向う) 16:45就業(仕事が終わってたら帰れるし終わってなかったら頑張る。) ざっとこんな感じですが、ほんの一例です。 ·どうしたらなれるか(資格、免許) 必要な資格等は入隊してから取ります。何も持ってなくても試験に合格すればなれます。パイロットの免許や船舶の免許、無線や看護師、他にも色んな免許がありますが、必要な物はすべて入隊後に取得します ·自衛官なった理由 私の場合、船に乗りたかったのがきっかけです。ヘリコプター乗りになりましたが、ヘリと一緒に船にも乗れるので良かったかな。 ·仕事で楽しい こと 国内、海外を問わず、いろんな所に行けます。その度に色んな物を見て、聞いて、少しづつ自分が成長している事が感じられる事です。 他にも、鉄砲を撃ったり、体育の競技会があったりと、毎日が楽しいです。 ・仕事で辛いこと 私たち自衛官が訓練しているうちはいいのですが、本当に活動するときと言うのは、皆さんが困っているときです。 例えば、昨年の東日本大震災に派遣されましたが、困っている方や亡くなった方と向き合うのはとても胸が痛く辛かったです。しかし、私たちが目をそらすわけにも、逃げ出すわけにも行きません。とても辛い経験をしました。 他にも、不眠不休の訓練や、夜中の急な呼び出しなど、肉体的にしんどい事もたまにあります。 ・職業の将来性 最近は、災害派遣や海外での海賊対処などで、自衛隊の知名度も評価も上がってきており、皆さんの理解が得られつつあると思います。誇りを持って勤められる仕事だと思いますし、もっと多方面での活躍を期待されていくものと思っています。それだけ責任は重くなっていくことでしょう。 ・自衛官に向く性格 基本的にどんな人でもなれますが、自衛隊と言うのは何人もの人が団結して、何かと戦う職業です。そういった意味では、チームワークを大切に出来るということが、一番重要なのかな、と思っています。 長々と書きましたが、参考になれば幸いです。 近くに自衛隊の基地や事務所があれば、もしかしたら見学とかさせてくれるかもしれませんよ。是非1度調べてみるのもいいかもしれません。
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