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大学3年の理系ですが、研究分野・学歴と就活についての相談です。

大学3年の理系ですが、研究分野・学歴と就活についての相談です。私は某私立大で物理(理学系)を専攻している男です。 大学院に進もうということは決めたのですが、4年から研究室に配属されるため、研究分野について決まっていません。 実験系に進もうと考えています。 大学の授業や実験で面白くて、もっと詳しくやりたいと感じたのは磁性、超伝導、半導体の3つです。 私の大学にはどの研究室もあるので超伝導の研究室を一番に考えています。成績的には問題なくいけるはずです。 ところで、私は携帯電話やPCのハードやソフトを作る仕事に就きたいと考えています。 一番の希望は携帯電話(というよりも今はスマートフォンと言った方が適切かもしれません)そのものの開発に直接かかわることです。だったら工学部に進んでおけよという話もあると思いますが、自分を見つめなおして本当にやりたいことを考え、結論したのが最近なのでそこはご容赦ください。そういった技術職に就くには、理学部物理学科でも実験系の院卒ならスタートラインに立てると思いますが、研究分野としては超伝導や半導体であれば所謂就活のネタ的には問題ないのでしょうか?例えばソニエリのHPを見ると、自分の研究についてのプレゼンがあるようです。すると、やはりこれから就こうとしている職にあまり関係ないネタを話しても仕方ないように思えます。素粒子や宇宙論の研究をプレゼンしても、関係なくね?ってなると思うんです。確かにちゃんと自分の研究をしているんだというアピールは出来るかもしれませんが、関連性が無さすぎるのはどうかなと思うんです。 勿論携帯には半導体等が使われてるは知ってますが、超伝導や半導体という分野が私が希望する技術職に(就活的に)適しているのかな?と思ったんです。 今の就活のことを踏まえて話を戻します。 大学院は今の大学の超伝導の研究室にそのまま行った方が良いのでしょうか? それとも旧帝大等の超伝導や半導体の研究室に院受験で行った方が良いのでしょうか? もしそのまま今の大学院にいくなら推薦がとれるので院試の勉強をしなくて済み、その分の時間をそのまま研究に注ぐことが出来ます。 それに学部4年から修士2年まで3年かけて一つのテーマについて研究することも出来ると思うんです。 一方で外部の大学院(東大京大東工大など)に行った方がやはり就職は(学歴的に)有利なのですか? まとめると ・研究分野と就職について ・大学院の学歴と就職について の2点です。

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ID非公開さん

回答(2件)

  • ベストアンサー

    「研究分野と就職」については、基本的にはnama_beer_7_haimeさんの回答の通りで、修士卒までなら専攻内容と企業での研究・開発テーマは必ずしも一致しませんし、企業も即戦力とは見ていません。重視されるのは、研究テーマの中身そのものよりも、取り組み方、過程です。 ただそうは言っても、超伝導や半導体など、固体物理や物性の応用面を専攻することは、貴方が将来取り組むであろう研究・開発に様々な形で役立つと思いますし、その意味では宇宙論や相対論を専攻するよりメリットはあります。 磁性、超伝導、半導体はいずれも、非常に良いテーマだと思いますよ。特に量子効果を応用した先端デバイス研究の分野では超伝導は重要テーマの一つです。 ただ、携帯機器、端末機器類の開発となると、電子回路、集積回路、電磁気学、情報工学などを専攻した方が多いと思います。もちろん半導体などの知識も有用ですし、どのテーマであろうと、研究や課題に取り組んだ経験が役立つことに違いはありませんが、理学部の物性系研究室で専攻する内容とはちょっとイメージが違います。 おそらく研究室では半導体や超伝導体での物理現象そのものを探求するでしょうが、携帯機器類の開発ではそのような電子デバイスは「単なる部品」として扱われますから。 其の辺りは承知しておいてください。 もし物理、物性論に関する知識と興味を(もっと)生かしたいのであれば、半導体メーカー、部品/素材メーカーや、総合電機(東芝、日立など)の半導体関連部門、などを検討されても良いでしょう。 「大学院の学歴と就職」について回答する前に、先ず私自身は学部卒なので、ご承知置き下さい。学部卒で大手電機の研究所に配属されましたが、当時はバブル期で売り手市場ということもあるでしょう。 工学部の機電系での場合、学校推薦で就職する人が多いです。大手推薦枠は大学のレベルに比例する傾向があるので、旧帝大レベルの大学院に進むメリットはあります。 しかし私立大の場合、下手な国立院に進学するより内部進学するほうが良い場合もあります。何故なら学校推薦は修士優先の場合が多いのですが、私立は進学率が低いため、有利になるからです。 理学部系の場合、自由応募が中心でしょう。その場合は面接でのアピール・プレゼンが非常に重要となりますが、同時に、出身大学院も無関係とは言えないと思います。 旧帝大等の研究室を受験するべきか、これは4年で研究室に配属されてから、貴方の在籍する私立大学院研究科の就職実績をよく確認してから判断されたら良いと思います。 研究室の先輩方に相談されても良いでしょう。 事業部門(製品開発、設計)でも(稀に)ありますが、特に研究レベルに近い仕事をする場合、関東では東大、東工大、筑波大、農工大、横国大、首都大などの研究室と、関西では京大、阪大、府立大、神戸大、京都工芸などの研究室と共同研究したり、研究委託する場合がありますので、その意味ではこれらの大学、特に東大、東工大、京大の研究室を卒業するメリットもあります。ちなみに私の職場では、東大、東工大、農工大と太いパイプがあります。 また研究職希望の場合は、旧帝大や早慶の修士以上が望ましいです。それでも難しいくらいですが。 内部進学する場合でも、旧帝大等の研究室に進学する場合でも、勧めたいことがあります。研究室の意向もありますが、可能なら是非、学会発表に挑戦してください。参考として息子が在籍する農工大の学会発表実績を、私の知恵ノートにアップしています。査読無しの国内学会なら決して難しくありません。農工大は国内学会中心ですが、旧帝大の某研究室では、国際学会発表がノルマという話もあります。流石です。 学会発表実績は、格好のアピールポイントですよ。

  • こんにちは むかしに某大学院の理系修士を出たものです。 私の経験からもうしますと、雇う方の会社は、どんな有名大学の学部や院を出ていようと、去年まで学生ちゃんだったヤツがいきなり実務がこなせるとは思っていません。 たとえ博士課程を出ていようと、就職先という新しい世界でやっていくためには、そこで一から仕事を学ぶんだという謙虚な姿勢が大事ですね。 また将来のことを考えると、今の大学の研究が会社にとって役にたつかどうかは分かりません。スマホだって、何年後かには新しいツールが開発されて骨董品扱いされていないという保証はどこにもありません。 企業が学生に求める点で大事なのは、研究テーマの中身そのものよりも、自分が取り組んだテーマに対してどんな研究方法を実行し、結果に対して考察し、いかに論理的な分析をして答えを導いたか、その過程に期待しているんですよ。 なぜなら、それが会社が取り組んでいる新商品の開発やサービスの向上という「テーマ」に対する方針というか提案等につながるからですね。こういったことは高校では教育されません。企業から見て高卒と大卒の違いはそこにあるのではないでしょうか? ご質問者様には、テーマは素粒子でも半導体でもなんでもいいので、そこにある課題や問題点、それに取り組んでいかにして答えを導いたかの解決方法など、「途中の経過」、つまり「論理的な考察の過程」を大切にしてほしいと思います。

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