探偵社がやっている電磁波調査について…

Question

探偵社がやっている電磁波調査について…探偵社がやっている電磁波調査って項目、一体何なんでしょうか？電磁波は距離の二条に比例して減衰するから、基地局のそばに住んでいようが、山奥にすんでいようが大して変わりがないと思います。そもそも電磁波程度のエネルギーに人間の臓器や遺伝子にダメージを与えられるような力があるとは到底思えません。

考えたくない話ですが、「俺を電波が攻撃してきている！」とかいうちょっと脳味噌にチャレンジされている方の弱みに付け込んで金を取るのが商売なのでしょうか？事情に詳しい方、教えて！

Answer 1

探偵業従事者です。いますね、電波系の方。レーザを照射されているかもしれないといって家をアルミホイルで囲ったりとかしている人もいました。
「盗聴発見」を項目にいれておけば必ずこういう依頼者はきます。うちも最初の１回目は帰らしてもらえないので一通りの盗聴はと盗撮派、に関して調査後「本当に盗聴器があるとこうですよ」と出力の低い盗聴器を目の前で隠して受信機で傍受して仕組みを教えます。
けれどもこういう方は結局また「やっぱり盗聴器が、いや今度は電磁波が私を狙っている」と来ます。この場合は適当な理由を選んで断っていますが結局はうちだと３万程度の調査に結果５０万つぎ込んだとかいう例もあります。その中でこういう人がよりひっかかるのが「電磁波調査」です。身内のことを言いたくないですが電波系の方をひっかけて弱みにつけ込んでお金を取るために広告を出していることに間違いありません。以前探偵社の研修会の後そういう内容を大きな声で自慢して「依頼者はあほだからな」と堂々といっていた社長さんがいましたからね。
おかげさまで？かどうかしりませんが、それ系の方からの依頼はめっきり減りました。ありがたいのですが、結果として財産をむしり取られていると思うと「２回目以降の依頼は交通費と何千円かでするか」と思ったりもしてしまいますよ。うちが断れば結果そういう探偵社にむしり取られる。それよりはましかなぁと。悩んでいるところですけどね。

※ちなみに盗聴発見は探偵業法の定める探偵業ではありませんので探偵の正式な登録がなくても誰でもできます。