解決済み
私は 設計事務所→ゼネコン設計→デベ設計 と転身しました。 デベというは、マンション・デベと 商業施設・テナントビル系デベ に 大別されます。 いずれも 土地仕入れ+建設費+希望収益を たたき出せる最大ボリュームの建物を追求します。 土地仕入れにあたって 土地が持っている法的制約の中で どう配置すると 最大ボリュームが得られるか、ザックリ検討し あとは 外注設計事務所に投げて 細部検討してもらい、 最終的な 収益率の数字、容積率消化率のチェック、 販売価格帯・テナント料値付けに見合う 内外装・設備仕様の チェックなどを行ないます。 細部にかかわって 作品性を求めたいかも しれませんが、その前に デベ設計は いくつも 廻ってくる仕入れ見込みの 土地の検討や、仕入れ後の物件の収益性・売り切り確率・入居率を 気にして 物件を見守ります。 つまり ひたすら 収益の数字を管理する立場となります。 細部の設計にこだわるのは 外注先の設計事務所になります。 明確に 分業されています。 そうしないと デベ設計として 多くの案件を 処理できないのです。 ゼネコン設計はどうでしょうか。 ゼネコンでは 現場が力を持っています。 設計で仕様を決めていても 現場で さらにコストカットして 利益をたたき出す動きをとられて コストのかからない納まり、よりコストの安い材料に変更などされ 当初の設計コンセプトは ズタズタになり、大味な作品になってしまう ことがあります。 納得のいく設計を追及するなら それなりの設計事務所に行けば 現場でも 設計者の意図・要求が尊重されます。 デベ設計・ゼネコン設計・設計事務所を比較すると 設計という仕事に対する深度は 設計事務所>ゼネ設>>デベ設 となります。 しかし、 収入としては 設計事務所<<<ゼネ設<デベ設 という感じです。 あくまでも 一般的な傾向なので 個別には 多少の違いがありますが それぞれの存在背景からしても そういう分類となりますね。 仕事のやりがいを取るか、実入りを取るか。 大人になるほど 判断が 揺らぐところです。。 一回きりの人生、納得した作品を手掛けたいという気迫がお有りなら デベ設計じゃあ 欲求不満と こんなんじゃない~!! という憤慢で 死にそうになるかもしれませんね。。。 一番のおすすめは、そこそこ有名な大組織事務所で ゼネコンからも 一目おかれたカタチで 施主からも作品性で 仕事を任されるような 設計環境が 良いかと思います。 まぁ しかし その中でも 優秀な人たちとの しのぎ合いとか さまざまなストレスはあるでしょうが。。。。 負けずに トライしてみて下さい。
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