解決済み
通信課程の看護学校では、「准看護師の資格を持ち、実働合計10年の経験がある者」が入学対象者です。 准看護師の資格はお持ちで、実働実績もある、という前提でお話すると、通信課程はどこも厳しいはずです。 何が厳しいって、国家試験合格が…。 入学者と卒業者の差し引きが小さい学校もありますが、大事なのは卒業が簡単か難しいか、ということではなく、国家試験合格率が高いか否か、ということです。 卒業できても国家試験に合格できないのでは、意味がありません。 通信課程では実習部分で国家試験の知識を大幅に増やしていかなければいけない傾向があります。 全日制3年課程の看護学生たちが毎日の授業で先生に教わる部分を、通信課程の准看護師たちは自らの経験に基づいた知識を元に、最新のカリキュラムに対応させていくため、実習中の調べ物は膨大です。 (通信部分で学ぶ学習である通信大学の教材は、けっこう古い内容です) 仕事の絡みで、通信課程看護学校へ数日見学させて頂いたことがあります。 先生方の授業は、准看護学校と同じ感じです。 遠方から出向く学生の中には宿泊が必要になる人もおり、「今日ここで全部を吸収していく!」という真剣さで満ちているので、少なくとも「わきあいあい」って感じではないです。 限られた時間の授業なのは皆同じなので、当然だと思いますが、似た環境の学生が多いので友達もできると思います。 私見で恐縮ですが、通信課程2年制看護学校を中途退学される方は、本人のご病気、または年齢的に親の介護や子どもなど家庭の問題で断念されるケースが多いように思います。 授業が厳しいから、先生がきつい人だから、実習がつらいから、学校辞めましたとか、これまで10年も看護師として働いていらっしゃった人たちには考えづらい理由だと思うのですが…。 補足です。 麻生の方で「厳しすぎて卒業が難しい」のは、全日制3年課程の方かと思います。 根拠は、「国家試験合格率6年連続100%」という部分です。 全ての学校がそうだとはもちろん言えませんが、国家試験合格に学力が不安な学生を学科試験で厳しく振り分けているケースが多々みられます。 この場合、留年・退学率がとても高くなるわけですが、最終的には厳しい授業・実習でも3年間ついてこれた安定した学生が残ることになるので、100%合格が連続することになります。 今は学力が高い受験生は(特に現役高校生)、専門学校は滑り止めで、大学看護に行く傾向が強くなっています。 さらに言えば、学力の高い受験生は、国公立専門を受験する傾向もあるので、国家試験合格率がはんぱない高さを例年誇る私立看護学校は、「どうしてそんな数字になっているのか」を見極める必要があります。 通信2年課程については、そもそもの定員数が膨大なので、そこらへんはあまり気にされる必要はないと思いますが…。
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